黒曜石の散らばるジャイアンツ球場の新駐車場
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舎人
2010年08月12日 23:04 visibility3797
昨年ジャイアンツ球場の隣にあった元駐車場に新屋内練習場できて、
それと入れ替わる形で元の屋内練習場は更地にされ、
このたび新しく駐車場になりました。
ここができるまでは、暫定的に京王線のよみうりランド駅に向かう途中に、
段々畑のように数十台単位の駐車場が幾つかありました。
早く到着すると球場に近い上の段に留められますが、
遅く到着するとかなり下の方に留める羽目になり、やや不便てした。
ここなら球場にも近いし、数百台置いても大丈夫そうです。
その駐車場に車を留めて球場に向かって歩いていると、
砂利の駐車場の路面に黒くキラキラと光る石が散らばっているのです。
なんだろう?手に取ってみると果たして黒曜石でした。
石器時代人が矢じりやナイフに加工して使った天然ガラスと言われている石です。
なんでこんなところに黒曜石が散らばっているのだろう?
はっきりとした理由は分かりませんが、
砕石の時、他の砂利石に混ざって黒曜石の塊が砕けて混ざり込んだのでしょう。
黒曜石というと私は一つの映画を思い出します。
1994年のアメリカ映画「ショーシャンクの空に」という映画です。
この映画は公開当時、「フォレスト・ガンプ」や「スピード」といった話題作に隠れ、
あまり興業的には成功しなかった映画のようですが、
素晴らしい内容の映画で、多くの映画ファンに名作中の名作として挙げられています。
私も大好きな映画で何度見返しても面白いと思っています。
これは刑務所の話で、主人公の元銀行家アンディ・ディュフレーン(ティム・ロビンス)と、
刑務所内で知り合った調達屋のレッド(モーガン・フリーマン)との友情で話が進みます。
その映画の終盤、重要な場面があって、アンディがレッドにある言づてを頼むのです。
自分がいなくなった後、ある牧場の大きな木の根元に黒曜石があるから、
それを掘って欲しいというのです。
ここから話は一気にクライマックスに進みます。
この映画を昨年亡くなった俳優でタレントの山城新伍さんはこよなく愛していました。
そして、生前周りの人に自分が死んだら、
棺の中にこの映画のビデオを入れて欲しいと言っていました。
今日、8月12日は日航機事故のあった日ですが、山城さんの命日でもありました。
今日は一周忌だったのです。合掌・・
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