巨人のスタメン2年後・4年後
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舎人
2010年07月24日 05:14 visibility4120
昨日のフレッシュオールスターでは大田、藤村、星野の三人が出場しました。
結果を見ると大田も藤村もノーヒット、星野も結果を残せたとは言えず、
一昨年の中井、昨年の橋本のように存在をアピールすることはできませんでした。
三人ともまだまだこれからです。
次は力を付けて一軍の方のオールスターを目指してもらいましょう。
さて、昨年のドラフト後に、
「別冊野球小僧2009年ドラフト総決算号」というのが発刊されたのですが、
この中で各チームの近未来のスタメン予想をしています。
2010年、2012年、2014年といった感じでシュミレーションをしています。
2010年
スタメン
1 遊撃 坂本 22歳
2 中堅 松本 26歳
3 三塁 小笠原 37歳
4 左翼 ラミレス 36歳
5 右翼 亀井 28歳
6 一塁 李 34歳
7 捕手 阿部 31歳
8 二塁 脇谷 29歳
投手
先発 ゴンザレス 32歳
先発 内海 28歳
先発 高橋尚 35歳
中継 山口 27歳
抑え クルーン 37歳
2012年
スタメン
1 左翼 長野 28歳
2 中堅 松本 28歳
3 遊撃 坂本 24歳
4 一塁 小笠原 39歳
5 三塁 大田 22歳
6 右翼 亀井 30歳
7 捕手 阿部 33歳
8 二塁 ?? ??
投手
先発 内海 30歳
先発 東野 26歳
先発 金刃 28歳
中継 山口 29歳
抑え 越智 29歳
2014年
スタメン
1 左翼 長野 28歳
2 中堅 橋本 24歳
3 遊撃 坂本 26歳
4 三塁 大田 24歳
5 右翼 亀井 32歳
6 一塁 中井 25歳
7 ?? ?? ??
8 ?? ?? ??
投手
先発 東野 28歳
先発 辻内 27歳
先発 木村正 28歳
中継 ?? ??
抑え ?? ??
このように予想しています。
この雑誌が発刊されたのは2009年の年末だったのですが、
今年のスタメン予想から早くも違ってきています。
2010年
小僧予想スタメン 実際の主なスタメン
1 遊撃 坂本 22歳 → 1 遊撃 坂本 22歳
2 中堅 松本 26歳 → 2 中堅 松本 26歳
3 三塁 小笠原 37歳 → 3 三塁 小笠原 37歳
4 左翼 ラミレス 36歳 → 4 左翼 ラミレス 36歳
5 右翼 亀井 28歳 → 5 捕手 阿部 31歳
6 一塁 李 34歳 → 6 右翼 長野 26歳
7 捕手 阿部 31歳 → 7 一塁 高橋 35歳
8 二塁 脇谷 29歳 → 8 二塁 脇谷 29歳
小僧予想投手 実際の投手
先発 ゴンザレス 32歳 → 先発 東野 24歳
先発 内海 28歳 → 先発 内海 28歳
先発 高橋尚 35歳 → 先発 藤井 33歳
中継 山口 27歳 → 中継 山口 27歳
抑え クルーン 37歳 → 抑え クルーン 37歳
ここから見えてくることは、亀井の予想外の不調と長野の予想外の戦力化、
李スンヨプの不調と、高橋の復帰ということです。
予想スタメンよりも実際のスタメンの方が左右のバランスは良くなっています。
左バッターの亀井が右バッターの長野になったためです。
しかも長野は87試合終了現在、打率.292、本塁打15本、打点40という成績で、
昨年の87試合終了時の亀井の打率.285、本塁打12本、打点39を凌駕しているのです!
さらに走塁においても長野は87試合終了時で、
昨年の亀井の7盗塁を上回る11盗塁を記録しています。
走攻に関しては完全に亀井の穴を埋めていると言っていいでしょう。
高橋>李なのは間違いないですし、
これだけ見ると昨年より強化された打線のように感じます。
しかし、守備においては身体能力は同等としても、
センスにおいては長野は亀井よりはるかに見劣りします。
また、李の一塁守備は堅実で安定したものでした。
その守備で坂本や小笠原が何度救われたことか。
今年の坂本を筆頭とした内野手のエラーの多さは、
高橋などの慣れない一塁手を多用していることと無関係ではないと思います。
だから今年の打線が数字上で昨年よりいいとしても、
一概に上とは言えないと思います。
野球小僧の予想したスタメンの方が、
守備を含めたバランスからいったら上かもしれないのです。
私がスタメンを決めるとしたら、安定した一塁手を起用したいと思います。
だから基本、高橋、亀井、阿部を一塁では起用しません。
右投手の時は小笠原を一塁、左投手の時はエドガーを一塁で使うことでしょう。
未来のスタメンを考えることは本当に楽しいことですが、
理想が先走り、現実を無視したものになりがちでいけません。
しかし、そういった現実を見据えた視点を加味しながらも、
野球小僧の予想したものと私は違った予想をしています。
2010年
小僧予想 舎人予想
打線
1 左翼 長野 28歳 →1 中堅 松本 28歳
2 中堅 松本 28歳 →2 二塁 藤村 23歳
3 遊撃 坂本 24歳 →3 遊撃 坂本 24歳
4 一塁 小笠原 39歳 →4 左翼 ラミレス 38歳
5 三塁 大田 22歳 →5 捕手 阿部 33歳
6 右翼 亀井 30歳 →6 右翼 長野 28歳
7 捕手 阿部 33歳 →7 三塁 脇谷 31歳
8 二塁 ?? ?? →8 一塁 大田 22歳
投手
先発 内海 30歳 → 先発 東野 26歳
先発 東野 26歳 → 先発 笠原 21歳
先発 金刃 28歳 → 先発 内海 30歳
中継 山口 29歳 → 中継 黄 23歳
抑え 越智 29歳 → 抑え 山口 29歳
長野の走塁は魅力ですが、この先長野にはチャンスメーカとしてより、
ポイントゲッターとしての役割を求められてくると予想します。
したがって、しばらくは現在と同じ下位を打っていることでしょう。
小笠原は代打の切り札になっていると予想。
ラミレスは小笠原よりも楽なレフトを守っていることで、
40歳手前まで主軸として働いている気がします。
一塁は大田が固定されていると予想。
長年懸案課題だったセカンドには藤村が納まっている気がします。
準レギュラーとして亀井、中井、橋本の三人が控えています。
亀井は守備固めの他に、外野手のバックアップとして重用される。
中井は左投手の時に脇谷に変わって出てくることでしょう。
橋本は守備固め、代走、代打として今の鈴木に近い役割していることでしょう。
投手陣はエース東野を中心に、急成長した笠原、ベテランの内海が脇を固めます。
クルーン無き後の抑えは迷走したあげく消去法で山口がやっていると予想。
セットアッパーとして黄が活躍している気がします。
2014年
小僧予想 舎人予想
打線
1 左翼 長野 28歳 →1 中堅 橋本 24歳
2 中堅 橋本 24歳 →2 二塁 藤村 23歳
3 遊撃 坂本 26歳 →3 遊撃 坂本 26歳
4 三塁 大田 24歳 →4 左翼 長野 30歳
5 右翼 亀井 32歳 →5 捕手 阿部 35歳
6 一塁 中井 25歳 →6 一塁 大田 24歳
7 ?? ?? ?? →7 右翼 亀井 32歳
8 ?? ?? ?? →8 三塁 中井 25歳
投手
先発 東野 28歳 → 先発 東野 26歳
先発 辻内 27歳 → 先発 笠原 23歳
先発 木村正 28歳 → 先発 林イーハウ 21歳
中継 ?? ?? → 中継 辻内 27歳
抑え ?? ?? → 抑え 黄 25歳
4年後は橋本と松本の役割分担が逆転している気がします。
四番バッターはスピードはやや落ちたものの、パワーの増した長野に期待したい。
イメージとしては広島の全盛時代を支えた山本浩二です。
山本も30歳まではアスリートタイプ、30歳以降は長距離砲として活躍しました。
中井もこの時までにはレギュラーとしてポジションを確保していることでしょう。
ここには名前を出していませんが、二番手捕手として22歳の河野に期待。
阿部は22歳でレギュラーを任せられました。
同じ左打ちの捕手として河野に打てる捕手の系統を継いで欲しいと思います。
もう一人、代打の切り札として田中大二郎に期待します。
内海は海外に移籍、その代わりを補って余ある活躍を林がしています。
抑えは黄、イメージは中日で抑えとして大活躍した郭源治です。
辻内もいい加減のこの時までには出てきているでしょう。
中継ぎやローテの谷間を任されている気がします。
なんだか結局、理想に走ったものに近い感じになってしまいましたが、
少なくとも野球小僧の予想よりも的に近いと思います。
もっとも、FA補強はしないとしても、外国人の補強は必ずあるでしょうし、
有望な新人選手も入ってきます。
だから、そういったまだこれからの戦力を計算に入れないと、
本当の予想は立てられません。
あくまでも遊び心で予想したものだと思っていただければ幸いです。
- 事務局に通報しました。
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