
2014年8月12日(火) イースタンリーグ 日本ハム対巨人(in鎌ヶ谷球場)
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舎人
2014年08月12日 12:56 visibility1088
今日は鎌ヶ谷からです。曇天からかなり強い雨粒が降ってきました。ゲリラ豪雨にはならないでしょうから、何とか最後まで持って欲しいと思います。
今日のオーダーで注目は辻のサードと和田恋のショートです。辻はポスト村田を睨んでのものかもしれませんが、和田恋のショートはどういう意図のものか。あらゆる可能性を探るという意味ではありかもしれませんが、そうでなくてもあまり守備力のない選手なのでエラーが心配です。
現在一軍に上がっている若手御三家が中井橋本大田だとしたら、次の若手御三家は辻奥村和田恋だと思います。そのネオ若手御三家が揃って今日の試合ではスタメンです。中井たちは全員外野メインですが、辻たちは内野メイン。いつか中井たち三人と辻たち三人が同時スタメンなんて日が来たらいいななどと妄想を膨らましてしまいます。
巨人
(9)立岡(8)松本哲(7)隠善(D)矢野(5)辻(3)坂口(4)奥村(6)和田恋(2)鬼屋敷(P)阿南
日本ハム
(5)渡邊諒(8)岸里(D)ミランダ(9)石川慎(7)佐藤賢(4)松本(6)森本(3)宇佐美(2)石川亮(P)榎下
一回表
立岡:カウント1-0からサードファールフライ(128キロB、インロー141キロF)
松本哲:ストレートの四球(B、B、141キロB、高め141キロ)
隠善の2球目松本哲が二盗
一死二塁
隠善:カウント2-1からセンター前先制タイムリーヒット!(141キロB、130キロB、107キロS、外角140キロ)、1対0
→本塁送球の間に隠善は二塁へ
矢野:カウント0-1からサードゴロ(140キロS、インハイ106キロ)
辻:カウント3-1から四球(141キロB、141キロB、141キロSw、101キロB、136キロB)
二死一二塁
坂口:カウント1-1から投ゴロ(101キロB、112キロF、外角変化球)
二者残塁、一回表終了
隠善が先制タイムリー!榎下が制球に苦しみ置きに行ったようなストレートを投げたところ、すかさず捉えました。まるで狙いすましたようなバッティングだったと思います。
一回裏
渡邊諒:カウント3-1から四球(138キロB、135キロB、133キロB、131キロS、内角136キロ)
岸里:カウント1-1から投犠打(127キロB、S、外角130キロ)
ミランダ:カウント1-0からレフトフライ(B、外角128キロ)
石川慎:ストレートの四球(B、B、B、高め131キロ)
二死一二塁
佐藤賢:カウント2-2から空振り三振(131キロB、123キロSw、133キロS、120キロB、インハイ131キロ)
二者残塁、一回終了
いつもは制球の良い阿南ですが微妙なコントロールに苦しんでいました。榎下もそうですが強い雨が両投手の投球を邪魔しているようです。
二回表
奥村:カウント1-2から空振り三振(136キロSw、128キロS、136キロB、125キロF、高め128キロ)
和田恋:カウント0-2からレフト前ヒット(141キロF、128キロS、低め127キロ)
鬼屋敷:カウント0-1から左膝にこすったような死球(127キロF、136キロ)
一死一二塁
立岡:カウント1-2からファースト内野安打(136キロB、140キロF、106キロS、127キロF、外角109キロ)
一死満塁
松本哲:フルカウントから見逃し三振(127キロB、140キロS、140キロB、130キロF、136キロB、136キロF、135キロF、140キロF、140キロF、136キロF、外角141キロ)
隠善:初球センター前タイムリーヒット(真ん中やや内より105キロ)、3対0
二死一三塁
矢野:フルカウントから空振り三振(127キロS、127キロB、136キロB、123キロSw、125キロF、128キロB、低め128キロ)
二者残塁、二回表終了
矢野は先週に比べてやや落ちてきた印象ですが、隠善は逆に登り調子です。昨日の週刊ジャイアンツで徳光さんが言っていた通り、隠善のようなバッターは一軍のベンチに置いておいて、チャンスの場面で起用すればいい仕事をすると思ってしまいます。
二回裏
松本:カウント1-2からレフト前ヒット(127キロS、125キロF、133キロB、外角125キロ)
森本:ストレートの四球(135キロB、130キロB、136キロB、高め133キロ)
無死一二塁
宇佐美:カウント1-2から空振り三振(120キロB、133キロF、133キロF、内角125キロ)
石川亮:カウント1-0からセカンドフライ(123キロB、外角136キロ)
渡邊諒の初球Wスティール
二死二三塁
渡邊諒:ストレートの四球(117キロB、130キロB、B、低め128キロ)
二死満塁
岸里:カウント1-2から空振り三振(128キロS、128キロSw、128キロB、外角133キロ)
三者残塁、二回終了
今日の阿南はいつもと違いコントロールもテンポも悪いながら日ハムの拙攻に助けられています。
それにしても試合の進行が遅い!二回が終わってもう2時って、試合終了はいったい何時になるのだろう。
三回表
辻:カウント2-2から空振り三振(127キロF、107キロB、127キロSw、125キロB、低め109キロ)
坂口:フルカウントから四球(135キロS、111キロB、122キロF、127キロB、111キロB、136キロF、アウトハイ128キロ)
奥村:初球レフトフライ(内角128キロ)
和田恋:初球ファーストファールフライ(外角107キロ)
坂口残塁、三回終了
スタンドの一角がやたらと盛り上がっていたので何かと思ったら、坂本勇人のモネマネをする芸人さんがパフォーマンスをしていました。みんな握手を求めています。
三回裏
ミランダ:カウント2-2からサードフライ(127キロSw、125キロB、133キロB、130キロF、内角125キロ)
石川慎:フルカウントから空振り三振(131キロS、119キロB、127キロB、136キロB、131キロS、外角136キロ)
佐藤賢:カウント1-1からセカンドエラー出塁(133キロS、107キロB、外角131キロ、奥村が弾く)
松本:初球センターフライ(外角130キロ)
佐藤賢残塁、三回終了
阿南は球数が50球を超えてようやく落ち着いてきた感じです。ただ時折、上からも投げるのですが、その時のコントロールはイマイチです。
四回表、渡邊諒→ファースト鬼屋敷、サード宇佐美
鬼屋敷:初球レフトフライ(外角133キロ)
立岡:カウント2-0から左中間二塁打(125キロB、135キロB、高め138キロ)
松本哲:カウント0-1からレフトファールフライ(136キロS、外角127キロ)
隠善:カウント3-1から四球(133キロB、122キロB、123キロB、122キロS、内角125キロ)
二死一二塁
矢野:カウント2-0からセンターフライ(125キロB、122キロB、内角125キロ)
二者残塁、四回表終了
立岡は高めに浮いたストレートを見事に捉え左中間を真っ二つに割るキレイな二塁打を放ちました。充実しています。
四回裏
森本:初球サードゴロ(外角133キロ)
宇佐美:初球ショートゴロ(外角135キロ)
石川亮:カウント1-0から投ゴロ(135キロB、外角131キロ)
三者凡退、四回終了
阿南はようやく本来のゴロを打たせて取る投球ができるようになってきました。この回は僅か4球3分ほど打ち取ってしまいました。
和田恋は初めてショートで守備機会がありました。緊張している感じでしたが、無難にこなしていました。
五回表、投手武田久
辻:カウント1-2からレフト線にポトリと落ちるヒット(135キロS、136キロF、143キロB、外角125キロ)
坂口:フルカウントから空振り三振(136キロB、125キロF、138キロB、128キロB、131キロS、アウトロースライダー)
奥村:カウント2-2からセカンドゴロ(130キロB、141キロS、138キロB、141キロF、136キロF、143キロF、外角143キロ)→ランナー入れ替わる
和田恋:カウント1-2から空振り三振(143キロS、128キロB、F、低め130キロ)
奥村残塁、五回表終了
一時止んでいた雨がまた強く降ってきました。今日は炎天下よりも観戦し辛いたちの悪い天候です
五回裏
大嶋:カウント1-0からセカンドゴロ(135キロB、外角130キロ)
岸里:カウント1-1から投ゴロ(131キロS、128キロB、内角130キロ)
代打赤田:フルカウントから四球(107キロS、120キロB、133キロB、131キロB、136キロSw、外角131キロ)
石川慎:カウント2-2からサードゴロ(135キロS、123キロB、128キロF、122キロF、125キロB、外角136キロ)
赤田残塁、五回終了
何やかんやありながらも阿南が五回を無失点で投げ終えました。コントロールもテンポも悪く、いつもと違った投球で四球を5つも出しながら、打たれたヒットは僅か1ということで無失点なのでしょう。
六回表、投手石井
鬼屋敷:カウント0-1から合わせただけのセンター前ヒット(140キロF、外角120キロ)
立岡:カウント1-2から空振り三振(135キロF、122キロB、122キロS、低め125キロ)
松本哲:カウント1-1からセーフティ気味の投犠打(140キロB、140キロF、内角136キロ)
二死二塁
隠善:カウント2-2からセカンドゴロ(135キロS、127キロF、F、127キロB、135キロB、外角128キロ)
鬼屋敷残塁、六回表終了
鬼屋敷は初球待ってましたとばかりの意気込みのファールを打ちましたが、上手く切り替えて、外角の変化球を合わせただけの軽打で出塁しました。
六回裏
佐藤賢:空振り三球三振(123キロF、107キロS、内角120キロ)
松本:カウント1-0からライトライナー(107キロB、外角131キロ)
森本:カウント2-1からファーストファールフライ(133キロB、130キロB、133キロS、外角135キロ)
三者凡退、六回終了
松本には上手く打たれましたが立岡の俊足が勝りアウト。それ以外は阿南危なげない投球でした。
七回表
矢野:カウント1-2から空振り三振(122キロF、123キロB、122キロSw、アウトロー131キロ)
辻:初球投フライ(内角135キロ)
坂口:カウント2-0からセンターフライ(122キロB、136キロB、外角122キロ)
三者凡退、七回表終了
石井は今村並みにテンポが悪い!
七回裏、レフト矢野、ファースト立岡、ライト隠善、坂口→投手阿南
宇佐美:カウント1-2からセンターフライ(135キロB、133キロF、128キロSw、外角138キロ)
石川亮:初球センターオーバー二塁打(外角135キロ)
代打尾崎:カウント1-1からレフトフライ(136キロS、128キロB、内角131キロ)
岸里:カウント3-1からセカンドゴロ(135キロB、133キロS、131キロB、125キロB、外角133キロ、奥村のナイスプレー!)
石川亮残塁、七回終了
阿南は二回以来のヒットを打たれましたが、後続を無難に抑えこの回も無失点です。
八回表、投手運天
奥村:カウント1-2からセンターフライ(138キロB、141キロS、140キロF、外角122キロ)
和田恋:カウント1-2からセンター前ヒット(117キロB、135キロB、140キロSw、外角136キロ)→代走大累
鬼屋敷:カウント0-1からセカンドゴロ進塁打(138キロF、外角136キロ)
二死二塁
立岡:カウント3-0からショートエラー出塁(125キロB、138キロB、128キロB、真ん中143キロ、森本が弾く)
二死一三塁
松本哲:カウント1-1からセカンドフライ(143キロB、140キロSw、内角127キロ)
二者残塁、八回表終了
運天という投手はドラフトの時、巨人も欲しかったという話がありましたが、以前見た時に素晴らしい投球をして印象に残っていました。その後フューチャーズ戦を中心に登板していたようですが、鎌ヶ谷のおじさんたちによると、最近一皮剥けて今後が注目だそうです。
八回裏、阿南→投手香月、ショート辻、サード大累
赤田:初球レフト前ヒット(外角123キロ)
石川慎:カウント0-1からショートゴロ併殺打(138キロF、真ん中138キロ)
佐藤賢:カウント2-0からショートライナー(136キロB、138キロB、外角138キロ、辻ジャンブナイスプレー!)
八回終了
この回からショートは和田恋から辻に代わっていました。もう少し和田のショート守備は見たかった気がします。それにしても代わった所に打球が飛ぶとはよく言ったものです。
九回表、投手佐藤祥
隠善:フルカウントから投ゴロ(135キロSw、138キロSw、140キロB、120キロB、135キロF、119キロB、外角140キロ)
矢野:初球ライト前ヒット(外角115キロ)
辻:カウント3-1から四球(133キロF、119キロB、114キロB、119キロB、内角131キロ)
代打加治前:カウント2-1からセンターフライ(135キロB、133キロB、133キロF、外角135キロ)
奥村:初球サードゴロ(内角136キロ)
二者残塁、九回表終了
良いところの無かった今日の矢野ですが最後の打席でライトにクリーンヒットを放ちました。
九回裏、投手福田
松本:カウント1-1からライトファールフライ(144キロS、128キロB、外角143キロ)
森本:フルカウントからセンターフライ(138キロB、138キロS、130キロSw、131キロB、130キロB、外角143キロ)
宇佐美:カウント2-2からショートエラー出塁(138キロS、115キロS、130キロF、128キロB、140キロF、130キロB、外角143キロ、辻逆シングルで合わせ損ねる)
石川亮:カウント1-0からファーストファールフライ(136キロB、内角140キロ)
宇佐美残塁、試合終了、3対0で巨人の勝利!
勝ち投手阿南、セーブ福田、負け投手榎下
最後は福田が無難に抑えて巨人が快勝しました。いずれ福田は一軍に上がって行くことでしょう。
この試合の振り返りとして、やはり平塚の試合と同様に中堅の頑張りが目立った試合だったと思います。投手のリレーは阿南→香月→福田という若手ファン的には面白みのないものでしたが、それぞれ主力が何かあった時に代わりに使うコマとしては十分な力を見せたと思います。阿南は雨のため立ち上がりはどうしたことかと思いましたが、徐々に球数が少なくなり、本来の投球に近付いていたと思います。セドンがまた通用しなくなった頃に一軍で試されることでしょう。香月も福田も一軍にいる投手が疲れてきた頃に昇格することと思います。
打つ方も隠善だったり立岡が目立っていたので、若手ファン的にはずいぶん地味で面白みに欠けるものだったと思います。とは言え辻と和田恋にそれぞれヒットが出ましたし、和田恋のショート守備も見られましたし、まずまず見所がありました。
どうしてもこの時期は真新しい戦力や出来事が少なく、ファームウォッチャーにとってモチベーションの維持が大変です。しかし、選手たちが今取り組んでいるものを確認しておくことは、オフの間の成長を予測し、来シーズンの活躍を占うことにつながります。まことに地味ながら、その大事さを信じて、また球場に行きたいと思っています。
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