対外試合プロ初登板の雄星のピッチング(詳報)
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舎人
2010年03月09日 21:57 visibility60
雪が降りしきる西武ドームに行ってきました。
奥歯が噛み合わないほど寒いのに、
ドームの中は人人人・・とても教育リーグとは思えない観客の数です!
やはりみんな雄星のことを見に来たのでしょう。凄い人気です!
「注目の雄星、どんな投球をするのだろう・・」ワクワクしながら見ていると、
スピードガンの表示は136キロとか137キロとか。
「あれっ思ったより速くない!?」
すると、橋本に粘られているうちに甘いストレートをセンター前ヒットです。
これはセンターがファンブルしたのを見た橋本が二塁を欲張りタッチアウトとなったため、
どうにか先頭バッターを出さずに済みましたが、
どうも騒がれているほどの投球とは思えません。
続く藤村、大田と続けてショートゴロに打ち取り初回はなんとか無失点に切り抜けました。
しかし、二回は散々の投球内容です。
加治前のピッチャー返しを軽妙なフィールディングで討ち取ったまではよかったのですが、
続く小田嶋に粘られフルカウントとされ、
置きにいったようなストレートをレフト前に痛烈なヒットです。
それに動揺したのか続く矢野にはストライクが入りません。
明らかなボール3つでノースリーとなると外角ギリギリいっぱいにストライク。
しかし、これがなんとボークの判定!?結局矢野にはストレートの四球を与えてしまいました。
次の仲澤に対してもストライクが入らずストレートの四球。
一死満塁となり加藤に内よりの甘いストレートを2点タイムリーを打たれてしまいました。2対0
さらに鈴木をツーナッシングと追い込んだと思ったら、
ファールファールで粘られているうちに結局四球。またも満塁です。
ここで橋本が何の苦もなくセンターに犠牲フライを打ち上げ、さらに失点。3対0
続く藤村を打ち取り、なんとか二回を投げ切りましたが、
雄星は結局この回で降板、なんともほろ苦いプロ初登板となりました。
雄星は二回53球を投げ、被安打3、与四球3、奪三振0、失点3でした。
球速は初回の144キロがMAX、二回にも140キロが1球ありましたが、
140キロ超えはこの2球だけです。144キロだけが突出して速いだけで、平均球速は136〜137キロでした。
特にランナーを出してからの内容が悪く、セットではほとんど制球が定まりません。
球速も5キロは落ち、131とか132とかの球速表示がやたらと目立ちました。
試合後、マスコミのインタビューに熱心に答えていました。
非常に頭のいいしっかりとした考えを持った投手です。
今日は何しろコンディションが悪すぎました。
何と気温1度以下の中でのプレーだったのです。
次回に期待したいと思います!
さて、試合の方は巨人が3対0とリードしながら、
先発の山口を始め、出てくる投手がことごとく打ち込まれ逆転負けをしてしまいました。
携帯を打つ手もかじかむほどの寒さの中です。
投手にとっては受難の日だったようです。
しかし、尾藤や星野、神田と新戦力が次々と登板して、とても楽しかったです。
そのことや試合の動画アップは次回に書きたいと思います。
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- 事務局に通報しました。
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