雄星と辻内ではプロ2度目の登板はどちらが上だったか?

  • 舎人
    2010年03月18日 02:08 visibility175

 


雄星が再び登板しました。


前回と違って球に勢いがあったとか・・


しかいし、相変わらず変化球でほとんどストライクが取れず、


すぐに一軍という訳にはいかなかったようです。




今日は先週に引き続き、雄星と辻内の比較について


実戦登板2戦目の2人がいったいどんな投球をしたのかを調べてみました。




まずは雄星から・・




2010年3月17日(水) 春期教育リーグ ヤクルト対西武(西武第二球場)


雄星は7対11とリードされた八回から登板




八回表


吉本初球ライトフライ


麻生カウント2-2から空振り三振


新田カウント0-1からライト前ヒット


水野初球センターフライ




九回表


森岡カウント2-1から投ゴロ


高井カウント1-1から投ゴロ


松井カウント2-1と追い込みながらフルカウントから四球


上田フルカウントからライト前ヒット


二死一三塁


曲尾カウント0-2からセカンドライナー




二回33球を投げ、被安打2、与四球1、失点0、奪三振1


という結果でした。


右バッターの内角にくい込んでくるクロスファイアーに威力があったようです。


またセットポジションで先週は132キロ程度に落ちていた球威が、


さほど今回の登板では球威が落ちなかったことが収穫だったとか・・


西武第二球場は残念ながらスピードガンがないので、


どの程度球速が出ていたか分かりませんが、


先週よりも+3キロとして、MAX147キロ、平均140キロほどだったと推測します。




それに対し、辻内のプロ第2戦目の登板はどうだったのか・




2006年3月21日(火) 春期教育リーグ ヤクルト対巨人(ジャイアンツ球場)


辻内は先発登板




一回表


野口空振り三振(内角145キロ)


川端カウント1-3から四球 


鈴木健サードフライ(アウトロー144キロ、バット折れる)


畠山2-3から四球 


二死一二塁


牧谷ライトファールフライ(外角138キロ) 




二回表


川本フルカウントから四球


内田ライトフライ(外角137キロ、斉藤の好守)


大原の打席で川本が盗塁&辻内がボーク、 


一死三塁


大原1-3から四球


梶本ストレートの四球


一死満塁


野口犠飛、0対1、 


なおも二死一三塁


川端の打席で梶本が牽制に誘い出される→大原が本塁で捕殺 




三回表


川端センターライナー(外角143キロ、ほぼセンターの正面)


鈴木健ストレートの四球


畠山左越え2点本塁打(アウトハイ140キロ)、0対3


牧谷1-3から四球


川本ストレートの四球


内田ショートフライ


大原空振り三振(インロー144キロ) 




四回表


梶本レフト前ヒット(高め141キロ)


野口ショートゴロ併殺(内角140キロ)


川端ライトフライ(外角148キロ) 


三者凡退




五回表


鈴木健フルカウントから四球


畠山センター前ヒット(内角140キロ)


牧谷セカンドゴロ併殺


二死三塁


川本四球(1-3から、変化球でストライクがとれない!)


内田セカンドゴロ 




五回を投げ、被安打3、与四球9、失点3、奪三振2


MAX148キロ(5度)、ストレートの平均球速144キロ


高校時代の辻内そのままの荒れ狂うような投球でした。


しかし、魅力たっぷりの投球!




同時期比較で、雄星の方がまとまっていることは間違いない気がします。


しかし、高校時代の豪速球投手としての“らしさ”という点で、


雄星は未だ本来の力を出し切れておらず、


非常に物足りない投球をしているのも事実!




今回の結論としては雄星がやや優勢って感じかな・・


次回はイースタン公式戦初登板の比較をしてみましょう。


 

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。