動画で振り返る2009年のファーム(1)・俊足ルーキーが入団した!(3月11日)

  • 舎人
    2009年11月10日 02:10 visibility146


 


日本シリーズは巨人が日本ハムに辛勝。


どちらが日本一になってもおかしくない、がっぷり四つに組んだシリーズでした。


このシリーズ、巨人はクリーンナップが肝心な所で機能せず、


本来の戦い方ができないでいたと思います。


しかし、それでもなんとか優勝できたのは、5戦で見せた鈴木や、


6戦で見せた松本などの走塁の力だったと思います。


WBCや中日とのクライマックスシリーズもそうでしたが、


これからの野球はますます走塁というものが重要視される時代になることでしょう。


そういったことを思い知らされるシリーズであり、まさに1年だったと思います。




なんだかテスト的に始めたこのブログも気付いたら3か月余・・


オフシーズンになったこともあり、春までお休みしようかと思ったのですが、


せっかくなので新企画。「動画で振り返る2009年のファーム」


今年撮り貯めた動画を再アップすることによって、


今年のファームで私が見た印象深いシーンを振り返ってみたいと思います。


とりあえず、年内いっぱいはこれを続けてみることにします。


すっかり忘れていることで、面白いことが埋もれているかも・・


アップする動画はニコニコにあるものも、全てYouTubeで再アップしてみます。




今日は冒頭の日シリの続きではないですが、ルーキー2人の走塁の話


3月11日の横須賀スタジアムで行われた教育リーグ湘南対巨人、


木村・西村優・上野の完封リレーで巨人が3対0で快勝した試合でしたが、


この試合もっとも印象深かったのは大田と橋本の2人のルーキーの走塁でした。


巨人は湘南の阿斗里・三橋・松家の投手リレーにノーヒット、


それを9番に入ったルーキー橋本が見事バントヒット!この試合チーム初ヒットです。


優勝を決めた9月27日の試合でもそうですが、橋本はバントヒットの名人。


これは記念すべきプロ初のバントヒットであると同時に、


教育リーグとはいえ橋本のプロ初ヒットになったものです。


三塁線のラインギリギリに本当に絶妙なゴロを転がしています。


一塁ベースの場面が切れているのが残念ですが、軽く4秒を切る走塁だったでしょう。


この時点では9番でしたが、シーズンに入ってからは不動のトップバッター、


状況判断に優れ、機に敏な素晴らしいトップバッターに成長しつつあります。


そんな橋本の今年第一歩のシーンです。




後半は大田の本塁突入シーン。


一死三塁の場面、三塁ランナーとして大道のショートゴロを好判断で本塁生還です。


強烈な当たり、しかもこれだけ前進守備ならば、


普通のバッターなら本塁に突入するのを躊躇すると思います。


ましてや、大田はこの試合で教育リーグ4戦目、


状況判断よりも、試合にどれだけ慣れることができるかの段階です。


このシーンを見た時は、何も考えなしにスタートしてしまった、


結果往来の走塁かと思ったのですが、


その後大田に何度も状況判断の優れた走塁を見せられてからは、


この時の走塁もけっして偶然のものではないことを確信しました。


この時の走塁も相手ショートの動きを良く観察した結果のものだったのでしょう。


ちなみにこの本塁生還が大田のプロ初得点でした。




2人とも来年すぐにとはいかないまでも、


近い将来、1軍でもスタメンで名を連ねることでしょう。


その時この走塁はきっと話題になることと思います。


21世紀の野球はなにより走塁、


新時代にあった野球の申し子のような2人のルーキーの登場でした。




2009年3月11日(水) 俊足ルーキー橋本・大田


http://www.youtube.com/watch?v=OqcFlILozho


 

























































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