Ｊ１昇格を賭けた熱き戦い…　

負ければＪ１昇格の権利を失う絶対に負けられない戦い…

１７０００人を超す今季最多の観客動員。すべての人々が勝ちを信じて…

試合は両者譲らず厳しい展開。スコアレスドローで試合終了かと思われた後半ロスタイム突入寸前…。

サンガ渡邊ダイゴウの美しい右からのクロスがゴール前へ…

ＤＦのアンカーの石井が執念でゴール前。フリーで捨て身のヘッド。

虎の子の１点を長いロスタイム守りきりサンガが勝利。

熱き戦いが終わった…。

嬉しい。うれしい…

今日勝たなければ前節札幌戦に引き分けた意味がなくなる。

死力を尽くし戦ってくれた選手に心から拍手を送りたい。

最後の最後まで諦めずに戦い抜いた仙台イレブンにも拍手を送りたい…

ロスタイムのパワープレー、サンガのペナルティーエリア内には仙台ＧＫも含めての１１人の猛攻…

負ければ４年越しの思いが経たれるシーズンが終わる… 

どうしても諸手を挙げて手放しで喜べない気持ちが勝利の喜びと交差する…

勝負の世界に情は禁物…

そう言う観点ではサポ失格かも知れない…

試合が終われば激闘をねぎらい合いたい………

気持ちを切り替え次節最終戦、ザスパ草津。

とにかく勝利。

あとは天に従うのみ…

たくさんの励ましやエールを送って下さったラボーラのみなさまに心から感謝申し上げます。

今日勝てました。ありがとうございました。

最後に両監督のコメントを載せておきます。

京都サンガF.C.監督： ＜!-- サンガ監督名 start --＞加藤　久

＜!-- サンガ終了後コメント start --＞前節の札幌戦に続いて、多くのサポーターの方々に（西京極へ）駆けつけていただき、選手達にとっては申し分ない舞台で戦うことができたことを非常に感謝しています。

試合に関しては、試合前の選手達の表情を見ていると、札幌戦の時よりも今日の方が緊張感が高かったように思いました。最初は、なんとかしてリラックスさせなければと思うくらいに感じられました。試合が始まってからはそのような様子は見られませんでしたが、前半、後半を通じて、お互いに負けられない試合ということもあり、守備を基本にボールを奪ってから速く攻める展開が続いたと思います。そういう試合展開の中で最後は素晴らしい形で決勝点を奪い、厳しい状況から3ポイントを獲得できました。素晴らしいゲームをしてくれた選手達に感謝しています。仙台もこの試合を落とせば後がなくなる状況で素晴らしいファイトを見せてくれたと思います。クオリティーは別としても、勝負としては非常にいい試合だったと思います。

（今季3位以内が確定しましたが）他チームのことよりも今日の試合を勝ちきることでいろいろな可能性が広がると考えていました。まずは最終戦の前にJ1昇格にチャレンジできる権利を得たことはひとつの結果だと思いますので、素直に喜びたいです。ただ、もう1試合ありますので、昨日の浦和と鹿島の試合を見てもわかるとおり、サッカーは最後まで何が起こるかわかりません。9人のチームがチャンピオンになろうとしているチームを倒していますし、とにかく、最終戦も我々は勝ちきるしかないという気持ちで戦いたいです。相手の草津は今の順位に関係なく、ある意味では一番難しい試合になると思います。しっかり勝ちきりたいです。 ＜!-- サンガ終了後コメント end --＞

ベガルタ仙台監督： ＜!-- 対戦相手監督名 start --＞望月　達也 ＜!-- 対戦相手監督名 end --＞

今シーズンのチャンピオン、J1昇格を目標にしてきた中で、今日の結果でそれがなくなってしまったことについては非常に残念ですし、今日もそうですが、ホーム、アウェイ、常にたくさんのサポーターの方々に支えられてきたことを考えたら、その目標を一緒に叶えることができず、申し訳ない気持ちです。応援していただいている方々にひとつだけ分かっていただきたいのは、選手達はプロとしてグラウンドの中で全てを出し切ろうと努力してくれたということ。

今日の試合は、0-0で引き分けて最終戦に臨むということではなく、勝つことだけを考えていました。点差はわかりませんが、とにかく勝って仙台に帰るということを目標にしてきたので最後まで仕掛け続けました。試合を見ていただければ分かる通り、京都さんは最悪の場合でも引き分けでオーケーという状況の中で、自分達は最後まで粘り強く戦おうと考えていました。最終的には反対に点を取られてしまいましたが、選手達のチャレンジについては、選手達にお礼を言いたいです。選手達は今日のゲームを含めて、ここまでよく成長してきてくれたと思います。しかし結果を残して、もうひとランク上のレベルで選手達を成長させてあげたかったと思っていたので、本当に残念です。 ＜!-- 対戦相手終了後コメント end --＞

お疲れ様でした。

いい試合をありがとうございました。