平塚マゾヒスティック
-
Ultra★Ogi
2006年09月09日 01:19 visibility119
Campionato segunda
Giornerra 38
Shonan1-2Tosu(El Bellmare 19:04)
23,Yamaguchi(Tosu)
78,Yokoyama(Shonan)
89,Takahashi(Tosu)
今年のベルマーレの悪しき点が総て凝縮された今季「総決算」の試合といってもいいだろう。
鳥栖サポの方には失礼承知でいうと今日の鳥栖は「最悪」でした。新居がいない分、ポスト役を鈴木がこなせない。山城の飛び出しも怖さはなく、ジョンファンも義生さんがほぼ完封していました。
ベルマーレはチャンスを作れど、この日はアジに運がなさすぎたか焦ったか決定機を3度も外してしまう。しかしアジに依存しすぎてシュートを一番打たねばならない石原と森谷の2トップがシュートを打たずにオマやアジに預けるかアシスト役に徹してサイドに流れるのはいかがなものか。俺らの入りのサポートがおかしくCURVAが前半は乗り切れなかったのもあったが。
そういう展開でチャンスを潰した後、23分だった。中盤でジョンファンに義生さんがマークに付き前を向かせない。ここまでは良かった。しかし濱田がドフリー、誰も寄せようとせずにバイタルエリアの侵入を許す。そこから左サイドオフサイドギリギリのタイミングで出た山城がセンタリング。2列目フリーで飛び出していた山口に誰も気付かない。簡単に右足で合わされ先制を許す。外しまくった後に与えた最初の決定機。最悪の点の与え方である。
そのまま湘南が攻め、鳥栖が守るという構図は続く。迎えた後半62分、カウンターから抜けた石原を村主(すぐり)が後ろから引きずり下ろしたとして一発退場(石原もややシミュっぼかったが)。鳥栖は10人に。
イクヲ氏はここで濱田に代えてベテランの燻銀、吉田恵(めぐむ)を投入し4-4-1のカウンタースタイルに。中盤もフラットの4人で隙あらばカウンターをどんどんしかけようという攻撃姿勢は崩さない形。
無論、ベルマーレがバイタルエリアまで攻め込むのは当たり前だ。だがどれだけシュートを打とうとしたか。クロスに徹するオマと攻撃陣。シュートを打てる隙は十二分にあったぞ。78分に右から上がったクロスにヨコが頭で合わせ同点に追いつくが、ヨコ、ここはホームだ。おまえら同点で喜んで踊ってる場合なのか?さっさと逆転目指してセンターサークルへ走れよ!
案の上、喜劇としか言い様のない馬鹿なオチはついて回った。
ロスタイムに入ろうと言うところ、カウンターからのロングパス(ジョンファン?だとしたら義生さんを下げたことが悔やまれるが)、抜けた高橋がPJを一対一で抜き去り、友彦と一対一、友彦ノーチャンス。落ち着いて右隅へ流し込み決勝点。ベルマーレは皆俯き、友彦がボールを取りにセンターサークルへぶん投げるのがやっと。
10人になった相手にかかわらずろくにシュートも打たない。打てるシーンは観た中でも3回はあった。誰も声を出さない。鳥栖は誰かが90分間絶やさず声を出し、どんな時も鼓舞していた。負けるのは当然と言っちゃあ当然。自虐的敗戦。とんだお笑いだ。悲しさ通り越して呆れだよ。その代わり思い切ってブーイングと罵倒はするしかないと思った。そして浴びせた。今日を屈辱と捉えずに水曜の神戸戦には何もつながらねぇんだぜ。
最後に鳥栖、強くなったな。最悪の内容でも勝ち点3をもぎ取れる実力。そして新居やジョンファンのワンマンチームではないことも証明しつつある。ベルマーレは悲しいかな、アジがいないと何もできない。そして「誰かが何とかしてくれるだろう」と皆が他人に依存したサッカーで積極性がまるでない。これが実力なんだよ。鳥栖との明確な差なんだよ。はっきりいって今年も「終戦」してしまった。
それでも水曜はやってくる。神戸戦に向けて今日の試合の意義を考えろ。考えないヤツはいらない。
- favorite2 visibility119
-
navigate_before 前の記事
「頂点への挑戦!」 高円宮杯 Group B vs G大阪ユース
2006年9月20日 -
次の記事 navigate_next
チャント研究 Vol,5(というかワシの好きなチャントをつらつらと列記)
2006年7月5日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件