日本サッカーのレベル向上

中学校の総体をNHK教育でＴＶ観戦。
体格は大人並みに大きいものの、
何となく中学生には広く見えるピッチ。
ロングボールの方が打開しやすいところを
何とかつないだり、サイドを駆け上がろうと
するものの上手く行かない。

チーム力と個人の技量では桐蔭が上。
前半はその力の差で桐蔭が攻め上がった。
けれど、なかなか点が奪えない。
筑陽のGKのコーチングと攻守で完封した。

後半はスタミナに勝る筑陽が持ち返し
徐々にゴール前に迫るもスコアレスで延長へ。

中学校の大会はレギュレーションが異なり
交替した選手でも、また出場が出来る。
力のある選手をいったん引っ込めて温存、
復活したら再度、特徴を活かして攻める
という桐蔭の采配が功を奏したのか
入れ替えを巧みにしてサイド攻撃を仕掛ける。

延長は５分ハーフ。延長後半の終了間際、
右からのサイド攻撃が一瞬、ゴール前を空け
筑陽GKとゴールポストが触れたものの
決勝点がゴールに吸い込まれて．．．終了！
劇的な幕切れだった。

とはいえ、技量的レベルは？
雨降りでピッチも悪かったけれど
しっかりとボールを止めることが出来ない。
この基本中の基本がもっと上手く出来れば
日本サッカーのレベルを上げられるのでは、
と思うのだけど．．．
（画像は全国中学校サッカー大会ＨＰより）