両者相譲らず

首位のINAC神戸同様、無敗で追いかけているレッズレディースと日テレ・ベレーザとの試合。

昨日の試合で、INACが引き分けたため、肉薄するためにも両チームとも勝点3が欲しかった試合でした。

両チームとも、なかなかシュートチャンスが作れなかった中、先制したのはレッズレディース。

前半の20分過ぎに、右サイドをえぐってマイナスのクロスを、得点ランキングトップの吉良知夏選手のシュートが、右サイドネットに突き刺さるゴール。

前半は、1-0でレッズレディースのリードで折り返しました。

後半の立ち上がりに、レッズレディースの吉良知夏選手のシュートがクロスバーをかすめる惜しい場面があって、レッズレディースのペースになるかと思ったけど。

さすがに、ベレーザは簡単な相手ではなかったですね。
スルーパスに抜けた岩渕真奈選手がもつれながらシュート。
一旦は弾き返すも、こぼれ球に反応した伊藤香菜子選手に押し込まれ1-1。
さらに、左サイドの坂口夢穂選手のクロスボールに、レッズレディースのDFを振り切った岩渕真奈選手が、GK山郷のぞみ選手の動きをよく見てのシュートが決まってしまい、1-2と逆転されました。

そこから、ベレーザの勢いに押された感じで苦しんでいたけど、終了間際に右サイドの土橋優貴選手のクロスを、冷静に合わせた荒川恵理子選手のゴールで、レッズレディース2-2の同点に追いつきました。

ここ一番で、荒川恵理子選手がチームを救ってくれました。

アディショナルタイム3分、最後まで両チームとも勝点3を目指すも、短かったかな。
そのままタイムアップ。
2-2のドロー。
でも、最後まで見応えのある攻防で、「両者相譲らず」といった試合でした。
ただ、両チームとも勝点3を目指していただけに、試合終了後の表情には、悔しさがにじみ出ていました。

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