もっと、楽しませて欲しい。

W杯の最終予選だし、簡単に勝てる試合はないと、解っているつもりですが・・・。

岡田監督は、「背水の陣で臨む」と、この試合に懸ける意気込みを語っていたようですけどね。
むしろ、その覚悟で臨んでいたのは、ウズベキスタンの方だと感じました。
たしかに、いまだ勝点0だし、その分必死に戦っていた訳だから、そう感じたのかもしれませんが。
ただねぇ・・・。
ホームなんだし、もっとスタンドやテレビで観戦しているサポーターやファンを、自分たちのプレーでテンションを揚げさせて欲しかったですね。
折角マイボールになっても、ミスで簡単に相手に取られちゃって、ため息が出てしまう。
折角ゴール前まで攻め込んでも、肝心のゴールが決められないどころか、シュートまで至らない。
歓声もないわけじゃないけど、ため息の方が多かった気がしますね。

しかも、やってはいけない先制点は、してはいけないミスからの失点でした。
闘莉王選手の、時々見せるアクロバティックなクリアー。
見ていて「凄い」と思うけど、正直今日に関しては、「無駄なプレー」だったと思います。
失点に繋がったから言う訳じゃないです。
シンプルに横に出して、一旦プレーを切っても良かったのでは、と感じるから言うのです。
アクロバティックに前線にクリアーするのは、闘莉王選手の「見せ場」ではあるけど、何も無理してやることはないんじゃないかなぁ。
大好きな闘莉王選手だからこそ、彼のミスで先制点を奪われたのが、余計に残念に思うのです。

もちろん、素晴らしいプレーもありましたよ。
玉田選手が同点ゴールを上げた場面ですね。
中村俊輔選手の、左サイドからのクロスボールを、ファーサイドで大久保選手が、ちょっと苦しい体制からゴール前へ折り返したところは、素晴らしいと感じました。
3人のゴールに対する執念が感じました。

ただ、残念なことに、後に続かない。
相変わらず、「チャンスは作れど、チャンスを活かせない」なんです。
中には、闘莉王選手のヘディングシュートを、ウズベキスタンのGKがファインセーブした場面もあったけど、肝心な所でパスをミスする、もしくは、パスを奪われ、いとも簡単にカウンターでピンチを招いたりして、よく次の失点を免れたなぁ、という思いで見ていました。

とてもじゃないけど、今日の試合で勝利を望むのは、「無茶ブリ」でしたね。
それよりも、引き分けで終わった事に、ウズベキスタンの選手たちに感謝したいです。

今日の試合は、絶対勝って欲しかった試合だし、ホームでは勝たないとダメですね。

「背水の陣のつもりで」と言っていた監督さんは、「まだ、これから先が長いし」と言うけど・・・。
危機感があるのかないのか、まったく解りません。

「ホームで、こんな不甲斐無い試合をしていては、W杯へは行けない」という気持ちで、次の試合を戦って欲しいです。
そして、見ているサポーターやファンに、期待を持たせる試合をして欲しいです。

見ている日本のサポーターやファンは、日本の素晴らしいプレーで、日本のゴールで、サッカーを楽しみたいのです。
そして、勝ってくれることを望むのです。

ため息よりも、歓声が多く上がる試合を見せて欲しいです。

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