草食系vs肉食系

今日の試合の印象を一言で言えば、「草食系vs肉食系」という事になりますかね。


 


グランパスにオーストラリア代表のケネディ選手がいる事よりも、レッズに闘莉王選手がいない事の方が、心配になりました。


もちろん、「高さ」という点もありますが、むしろ「闘争心」という点で、力を発揮できる選手がいないという点で、心配でした。


はじめのうちは、原口選手などもドリブルで仕掛けたりして、かなり「いい攻撃」をしていたと思うんですよ。


惜しいシュートもあったしね。


ただ、決定的な場面で決めきれなかったり、折角ペナルティーエリアの中まで入っているのに、パスを洗濯したり、シュートが打てずにボールを奪われたりと、ため息の連続。


そうこうしているうちに、いつの間にかグランパスのペースになってしまい、冷や汗をかく展開になってしまいました。


そして、ついに玉田選手にゴールを決められてしまいました。


 


ただ、前半の途中で、早々に山田直輝選手が、高橋峻希選手に代わって入ると、レッズに流れが傾き始め、前半のうちに同点に追いつくのではないかと、期待しました。


しかし、流石に攻撃力ではグランパスの方が上ですね。


0−1で、前半を折り返すのが精一杯でした。


 


でも、まだ残り45分あるし、逆転できるチャンスはあると思い、後半に期待していました。


しかし、その期待は、玉田選手のゴールで、もろくも崩れてしまいました。


 


2点目を決められた直後から、レッズとグランパスは、まさに「草食系vs肉食系」になってしまいました。


折角マイボールになっても、相手のプレッシャーにあっさり奪われるし、ペナルティーエリアに近づいてシュートチャンスが来ても、パスをしてしまったり、無駄にボールを持ちすぎて相手のDFの「餌食」になってしまい、シュートすら打てない。


これでは、とても劣勢を跳ね返す期待を持てるはずもないです。


そしてついに、決められて欲しくなかった選手、ケネディ選手に「段違い」のヘディングシュートを決められてしまいました。


 


戦意喪失の「草食系」のレッズに対し、「肉食系」のグランパスは、縦横無尽のサッカーをしていて、シュートを外したケネディ選手に至っては、照れ笑いをされる余裕まで見せ付けられてしまいました。


 


連敗したこともガッカリだけど、2戦連続無得点というのは、もっとガッカリです。


 


4月5月くらいは、物凄くがんばって、それなりにいい試合をして、それなりに結果を出してきたのに、暑くなって連戦続きで、活き活きしていた若手の選手も、「お疲れモード」なんですかね。


それとも、「草食系」のレッズの若手には、「肉食系」の闘莉王選手が後ろで檄を飛ばしたり、攻撃で「喝!」を入れないと、ダメなんですかね。


 


でも、それでは困るんですけどねぇ・・・・・。


 

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