勝ったけど、内容が・・・
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もりさわ ゆう
2006年07月02日 22:42 visibility39
今日は、『なでしこリーグ』の「浦和レッズレディース対INAC(アイナック)レオネッサ」の試合を、埼スタにて観戦してきました。
梅雨時の曇り空という事で、少々蒸し暑さを感じてはいました。
それにしても、今日のレッズレディースの選手の動きは、悪かったのではないかと思います。
なにしろ、走れなかったし、セカンドボールが拾えていないし、相手ボールに対してのプレスも出来ていない、と見ていてイライラして腹が立つほどでした。
対するレオネッサの方は、最下位のチームとは思えないほどの動きの速さで、試合の主導権を握っていました。
まったく、どちらが最下位なのか解らないほどでした。
それでも、FWの北本綾子選手のゴールで先制して時点では、「チーム力の差なのかな」と思いました。
しかし、レオネッサのコーナーキックから、ファーサイドに流れたボールを拾われ、クロスボールのようなループシュートがゴールマウスに吸い込まれ同点で前半を終了しました。
後半に入っても、レッズレディースの選手は相変わらず動きが悪く、集中力も欠いたプレーが目立っていて、いつ勝ち越されるのかと苛立ちながら試合の行方を見守っていました。
ただ前半と違っていたのは、レオネッサの方も疲れが出てきたのか、ミスが出始めていてリズムに乗れず、お互いこう着状態になってしまい、見ていてしらける内容になってしまい、ただ時間だけが過ぎていきました。
気が付くと、後半も43分をまわっいて「このままドローかよ」と、ため息をついていたときでした。
なんと、ペナルティーエリア内で先制点を挙げていてたFW北本選手が倒されPKをゲット!
緊張の重い空気がスタジアム中を漂う中、FW安藤梢(あんどう こずえ)選手が、これを落ち着いて決めて2−1としました。
ロスタイムに、レオネッサに押し込まれる場面もありましたが、なんとかしのいでそのままタイムアップ。
最下位のチーム相手に精彩を欠きながらも、なんとか勝点3を挙げました。
ただ、勝つには勝ったけど、試合内容は「ブーイング」に値するくらいの悪い試合の一つになったと感じました。
「走らなければ、サッカーにならない」という事を、実感した試合でした。
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- 事務局に通報しました。
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