スピードでは、負け。
-
もりさわ ゆう
2009年07月12日 02:25 visibility44
昼間の試合で、レッズレディースがベレーザに勝ったので、その流れでトップも、といって欲しかったんですが・・・。
レッズは、サンフレッチェのスピードに負けていましたね。
開始直後は、レッズの方がチャンスを作っていたので、「あとはゴールが決まれば・・・」という状況でした。
しかし、チャンスが多くても、ゴールが決まらないことには、どうにもなりませんね。
サンフレッチェは、とにかく速い。
レッズは、そのサンフレッチェのスピードにやられました。
縦パス1本で、DFラインの裏を突かれ、そこに抜け出した佐藤寿人選手にゴールを決められちゃいました。
相手のスピードに対応できず、かな手こずりました。
ただ、オフサイドや、空振りなどミスにも助けられた感は、ありますね。
そういうことがなければ、おそらく2・3点の失点は、覚悟しないといけなかったでしょうね。
よく、1失点で前半を折り返せたと思います。
後半になっても、サンフレッチェのスピードに手こずり、なかなか攻撃の糸口をつかめませんでした。
しかし、ホーム埼スタで負けられないレッズに、最高の場面がやってきました。
中央で、今日「先発復帰」を果たした、ポンテ選手が中央でボールを拾い、前線への縦パスを出すと、抜け出したエジミウソン選手が、GKとの1対1を制し、見事ゴールに流し込みました。
この同点ゴールで、ようやくレッズが目を覚ましたのか、リズムに乗ってきて、応援もヒートアップしてきました。
その勢いが、ビッグチャンスを生みました。
高原選手が、エリア内で倒されPKを獲得し、蹴るのはエジミウソン選手。
だれもが、「勝ち越しゴール」を期待したはずです。
ホイッスルが鳴り、エジミウソン選手が落ちつい右サイドを狙ったシュートは、何とポストに当たり失敗・・・。
スタジアム中が、大きなため息に包まれました。
その後、一進一退の攻防が続き、残り5分となり、「ひょっとしたら、ドローか」という気分になりかかった時、レッズにチャンス到来。
左サイドで、FKのチャンス。
蹴るのはポンテ選手。
ホイッスルが鳴り、ポンテ選手が蹴る、ファーサイドで待っていたエジミウソン選手が飛び込んで、ヘディングでシュートを放つと、GK一歩も動けず、ただボールの行方を見送るだけでした。
ゴールネットを揺らした瞬間、埼スタは大歓声に沸きあがりました。
ついに、レッズが逆転に成功しました。
しかし、まだ残り5分ある。
サンフレッチェにとっては、同店に持ち込むには十分な時間。
必死に、守るレッズ。
ロスタイムは、何と5分。
レッズにとっては、「試練の5分」。
サンフレッチェの、最後のCKもどうにか防ぎ、そしてタイムアップ。
エジミウソン選手の2ゴールで、見事逆転勝ち。
新潟と川崎が引き分けてくれたので、2位に浮上しました。
それにしても、サンフレッチェのスピードは、驚異です。
今日は、レディースも薄氷を履む思いながら勝利したように、トップも、薄氷を履む思いをしながらも、どうにか勝点3を獲得しました。
- favorite5 visibility44
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件