勝ててよかったね。

いよいよ今日、開幕戦を迎えました。
Ｊリーグチャンピオンとして初めて開幕戦を迎える浦和レッズの対戦相手は、去年Ｊ２を優勝して悲願のＪ１昇格を果たした横浜ＦＣでした。

試合は、大方の予想通りレッズのペースでした。
しかし、チャンスは作れど得点を奪うまでに至らず。
横浜ＦＣのＧＫの好セーブもあって、なかなかゴールを割る事が出来ませんでした。
ただ、めげずに攻撃を繰り返していると、いい事が起きますね。
２５分のレッズの先制点は、まさにそんな得点でした。
ポンテ選手のクロスボールに反応したのは、横浜ＦＣの２人のＤＦでした。
ＤＦの触ったボールは、無情にも自陣のゴールネットを揺らしてしまう事になってしまいました。
オウンゴールでも、先制点は先制点だし、これで一気にレッズが畳み込むことが出来るだろう、と思っていました。
しかし、横浜ＦＣの「大健闘ディフェンス」もあって、こう着状態が続き「このまま前半終了かな」と思った時でした。
前半４４分、横浜ＦＣの久保選手が目の覚めるようなスーパーロングシュートを決め、同点で前半を終了しました。
それにしても、「いやな選手が決めちゃったなぁ」という、不安な気分でハーフタイムを迎えてしまいました。
案の定、その不安は的中するかのように、後半開始から横浜ＦＣの動きが良くなっていました。
互角の試合をしていました。
しかし、後半も２０分くらい過ぎた辺りから、徐々にレッズが試合のペースを握り始めました。
ただ、横浜ＦＣのＤＦが、ギリギリのところで「Ｊ２最少失点」の力を遺憾なく発揮して、レッズの得点を許してくれませんでした。
「このまま勝てずじまいかな」と思い始めた後半４０分。
ゴール前の混戦を抜けたＦＷ永井選手が、ペナルティーエリアの右４５度からシュート。
ようやく勝ち越しとなるゴールを決めました。
このゴールが決勝点となって、苦しんだ開幕戦を征しました。
一時は、逆転負けも覚悟していただけに、勝てて本当に良かったと思います。
気になったのは、今日も期待していた阿部選手のＦＫを見ることが出来なかった事が、ちょっぴり残念でした。
でも、きっと見せてもらえるチャンスが必ず来ると思うので、これからの楽しみに取っておきたいと思います。
そんな訳で、阿部選手にもＦＫを蹴るチャンスを与えてください。

それにしても、久保選手のゴールは、本当にスーパーゴールでしたね。
これで、腰痛などの怪我がなくなれば、今シーズン大活躍しそうだし、そうなれば横浜ＦＣが「台風の目」になりそうですね。