なでしこリーグカップ2007決勝戦

さて今日は、埼玉スタジアムで『なでしこリーグカップ2007』の決勝戦がありました。
対戦カードは、浦和レッズレディースvs日テレ・ベレーザでした。

それにしても、流石なでしこリーグの中でも1・2を争う人気チーム同士の対戦だけあって、2800人ほどの観衆を集めました。
もちろん、決勝戦を「ホーム・埼スタ」で迎えるレッズレディースのサポーターのほうが圧倒的に多かったです。

試合のほうですが、立ち上がりの5分間こそレッズレディースがペースを握っていたものの、自力に勝るベレーザが徐々に「女王」の力を見せ、主導権を握っていきました。
確かに見ていると、ベレーザのほうがボールへの寄せや攻撃のスピードやパスの精度など、どれをとってもベレーザのほうが上でした。
そのためか、レッズレディースにチャンスらしいチャンスが作れず、非常に厳しい戦いでした。

38分に、ベレーザのFW永里優希選手に先制点を奪われ、0−1で折り返しました。
でも、「0−1なら、まだまだ逆転のチャンスはあるはず」と思い、後半を迎えました。
そして65分、DF田代久美子選手のロングフィードを拾ったMF安藤梢選手が、そのまま持ち込んではなったシュートが、ベレーザのゴールネットを揺らし同点に追いつきました。
そのゴールでレッズレディースが流れを引き寄せ、コーナーキックなど再三チャンスを迎えました。
ただ、ベレーザのGKの好セーブやクロスバーに阻まれ勝ち越し点を奪う事ができませんでした。
そうなると、「女王」ベレーザに流れを引き寄せられ、81分に途中出場のMF近賀ゆかり選手にゴールを奪われ万事休す。
レッズレディースの必死の反撃も及ばず、1−2のままタイムアップ。
日テレ・ベレーザが優勝、浦和レッズレディースが準優勝で、今大会を終えました。
MVPは、決勝ゴールを決めた近賀ゆかり選手でした。

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