まずは、1位通過できたね。

決勝トーナメント進出へ、「完全アウェー」の中での「絶対に負けられない」一戦でした。
こういう試合で必要なのは「先制点」だと思っていました。
その先制点を挙げたのは、なんと!ベトナムでしたね。
コーナーキックのボールが、鈴木啓太選手に当たりコースが変わってしまい、そのままゴールに入ってしまいました。
なんとも不幸なゴールでした。
正直「やばい」と思いました。
ただでさえ開催国の地の利がある上に、「格上の日本から先制点を取れた」という事で、ベトナムの選手に弾みがついたのではないかと感じました。
でも、いやな雰囲気を巻選手が消し去ってくれました。
中村俊輔選手のクロスを、利き足の頭ではなく胸で押し込んでのゴールは、気持ちを切り替えるには良かったゴールだと思いました。
遠藤選手の逆転のゴールは、「フリーキックは中村俊輔選手だけじゃない」ということを知らしめるに充分なゴールでした。
でも、前半は不満が残りました。
どうも日本代表の選手は、ベトナム代表のことをなめていたのではないかと感じました。
ベトナムのボールに対して、あまりにもプレスがルーズだったように見えました。
ゴール前で、無理やり勝負して抜く事すら出来ず、シュートで終わらなくてはならないところを、DFの網に引っかかり、そこからカウンターを受けて再三ピンチを招いてしまっていたと思い、イライラしました。
その結果、先制点を奪われてしまったのではないか、と思うのです。

後半早々のゴールは、「お見事!」と賞賛したくなるゴールでした。
遠藤選手が起点となって左サイドの駒野選手へ。
駒野選手から遠藤選手へ折り返し、そして最後に中村俊輔選手が右足で決める。
見ていて惚れ惚れするパスワークで、「エレガントなシュート」だと拍手しました。
そして4点目は、遠藤選手のFKを巻選手が利き足の頭で決めてくれました。
後半は、前半の反省が活きたのか、キッチリ守っていました。

気候もスタジアムの雰囲気も「完全アウェー」の戦いで、ようやく「アジアチャンピオン」の力の差を見せ付ける事が出来たのではないか。
今日の試合では、「負けたら敗退」というプレッシャーを跳ね除ける事が出来た。
そう感じながら見ることが出来ました。
前半の緩慢なプレーさえなければ。

何はともあれ、1次リーグを2勝1分勝点7で、無事1位通過をしました。
でも、これからが、これからが大変厳しい戦いが待っています。
内容はどうであれ、勝たないと次がない決勝トーナメントです。
出来れば、無失点で勝ち進んで欲しいですね。
あとは、ハラハラする「弱い横パス」は勘弁してもらいたいです。

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