一矢報いた

今日は、なでしこリーグのレッズレディースの応援でした。

今日は、ホーム駒場スタジアムにて、前節まで首位を走っていたTASAKIペルーレとの一戦でした。
レッズレディースは、前節終了時点で3位で、まだまだ優勝を狙える位置にいます。
とはいえ、首位のTASAKIとの勝点差は8で、この試合に負ければ、それは「終戦」を意味する大事な一戦でした。

開始から勢いに乗っていたのは、レッズレディースでした。
そこには、「ホームゲームで負けられない」という思い、「TASAKIに勝ちたい」という思いの他に、前節の試合で大怪我をしてしまったDFの要の田代久美子選手に「勝利をプレゼントしたい」という思いが、プレーに表れていたように感じました。
それが、先制点に繋がったのではないかと思います。
前半13分、左サイドでパスを受けた柳田美幸選手がDFの裏を突き、素晴らしいクロスボールをゴール前へあげると、そこに飛び込んできた庭田亜樹子選手がヘディングで合わせ、見事にゴールネットを揺らしました。
今日の青空のような気持ちい先制点でした。
その後、守るのではなく常に攻めていたレッズレディースの選手たち。
TASAKIにチャンスらしいチャンスを作らせず、最後まで次の点を取りにいったレッズレディースが、見事1−0で勝利しました。
試合終了後、サポーターの前に整列し挨拶をした際、スタンドで試合の行方を見守っていた田代選手に向けて、「タッシー(田代選手の愛称)やったヨ!」と書かれたハンカチを掲げていた選手たちの姿が、微笑ましくもあり感動しました。
それに手をふって応えていた田代選手は、はにかんだ表情が印象的でした。

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