がっかりだよ!
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もりさわ ゆう
2007年05月04日 00:29 visibility43
五月晴れで気分よく埼玉スタジアムへ行ってきました。
今日の注目は、移籍後初の「古巣対戦」となった阿部勇樹選手と、4月21日の対川崎フロンターレ戦で敗戦後初のホームゲームで、どんな試合を見せてくれるのか。ということでした。
開始直後から、何度かコーナーキックのチャンスは得るものの、ものにする事が出来ないレッズ。
それに対しジェフは、得意の早いパス回しでレッズを翻弄してチャンスを演出するも、やはり決め切れないでしました。
どちらかというと「ジェフ優勢」のように見えていましたが、「意外な選手の意外なプレー」で均衡が破られました。
27分、左コーナー付近から、ジェフの選手の股抜きをしてチャンスを作ったのは、なんと鈴木啓太選手でした。
正直これには「こんなプレーができるんだぁ」と、驚きました。
その鈴木選手がゴール前にグランダーのボールを出すと、中央を駆け上がってきたワシントン選手が落ち着いて流し込んで、見事な先制ゴールを決めました。
前半を通じて気になっていたのは、ジェフの水野選手に、フリーでミドルシュートを撃たせすぎていたことでした。
たまたまネットを揺らす事はありませんでしたが、「こんなに撃たせすぎると、厄介な選手を調子に乗せてしまうぞ」という不安を抱かせました。
42分には、その水野選手がミドルシュートを放ちボールはゴールマウス目掛けまっしぐら。
正直「やられた」と思いました。
しかしそれを防いだのは、長谷部選手でした。
そのおかげで、前半は辛うじて1−0で折り返すことが出来ました。
後半に入り早々に、ジェフの斉藤選手が2枚目のイエローで退場となり、レッズが断然有利になった、と思いました。
しかし、そうはなりませんでした。
もしかすると「個人攻撃」になってしまうかもれませんが、「切っ掛けはこのプレーだな」と思うプレーがありました。
47分に、ゴール前でフリーでボールを受けた長谷部選手が、相手のDFをかわし、GKもかわしておいて、放ったシュートはゴールのはるか上・・・。
その直後、ジェフが息を吹き返しコーナーキックのチャンスを掴みました。
それは跳ね返したものの、その後のジェフのスローインから水本選手に同点ゴールを決められてしまいました。
それからのレッズは、チャンスはたくさん作ってくれました。
ポストにもバーにも当たる惜しいシュートもありました。
でも、最後までゴールネットを揺らす事はありませんでした。
五月晴れで、満員のホームゲーム、しかも相手は退場者を1人出していた。
それなのに、なんで1−1のドローなんでしょう。
納得もいくわけがなく、レッズサポーターはレッズの選手にもかかわらず、ブーイングで出迎えたのは、当然だと思います。
もしも目の前にいたら、「ガッカリだよ!」と怒りを込めて叫びたいくらいです。
まあただ、首位のガンバ大阪も引き分けに終わって、勝点差が広がらなかった事が救いですかね。
今度の日曜日の「さいたまダービー」では、サポーターからブーイングを受けない試合を期待したいですね。
- 事務局に通報しました。
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