本当に「世界を驚かせる覚悟がある」のか?

ウズベキスタンでの、あの激闘から中3日。
移動のことも考えれば、今日の試合で高いパフォーマンスを期待するほうが、酷なのかもしれません。
さらに、対戦相手のカタールは、ワールドカップの道がまだ残っているだけに、カタールこそ「絶対に負けられない戦い」だったから、すでに予選突破を決めた日本にとっては、戦いにくい試合だったのでしょうかね。

だけど、先制したのは、日本でした。
開始早々の、内田選手のDFとGKの間を狙ったクロスを、岡崎選手が触る前に相手のDFに触られるも、そのボールはゴールネットを揺らした。
日本にとってはラッキーな、カタールにとっては無情の、オウンゴールになりました。
相手の出ばなをくじく先制ゴール、しかもホームの試合で、勢いづくかと思いきや、今日もなかなかなみに乗れない様子でしたね。

多少のメンバーの入れ替えなどがあったり、激戦と移動と時差の疲れが残っていたのか、ミスが多すぎてリズムに乗れませんでしたね。
それに、バックラインからの縦パスだけでは、攻撃のしようが無いですね。

先制点があっけなく決まってしまって、選手に緊張感がなかったという訳じゃないんでしょうが、パスミスが多くて、見ていてイライラしました。
ただ救いだったのは、相手の決定力がなかったことですかね。

後半に入っても、失ったリズムは戻ってきませんでした。
中澤選手が、PKを献上した場面も、中盤でのミスからでしたね。

そのあと、松井選手・興梠選手・本田選手と、リズムを変えられる選手を投入して、たしかにその直後は流れが変わって、日本のペースになりました。
ただ、ゴールを決めるまでは至らず、すぐに交代の効力を失ってしまいましたね。
むしろ、カウンターで逆転ゴールを失わなくて良かったですね。

ホームなのに、ジャッジが少しカタール寄り(?)だったのも、影響したのかも知れませんが、それ以上に、ミスが多すぎてイライラさせられた内容が問題ですね。

今日の試合を見ていると、本当に「世界を驚かせる覚悟ある」のか、疑問ですね。

ホームゲームなんだから、「世界を驚かせる」前に、「応援しているサポを驚かせる」事をして、そして勝って、試合後のセレモニーを笑顔で迎えて欲しかったですね。

次の、予選最終戦は、「予選1位突破」のラストチャンスであり、オーストラリアへリベンジをするチャンスです。
気持ちと体をリフレッシュして、次の試合は「驚かせる」と同時に、「世界のベスト4」を期待させられる試合にして欲しいです。

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