酔ひもせす

セギノールの一発。
痺れましたねえ。
競り合いで予断を許さない展開の中、ここぞという一発。
ノースリーからのピッチングの組み立ては、後悔も大きいでしょう。

これで１勝１敗。
この流れでホームに帰る日本ハム。
北海道は空前の盛り上がり必至。楽しみです。

で、話はトリニータ。
京都戦の引き分けで、数字上降格の可能性もなくなった。
優勝の可能性もなくなった。
なりふりかまわず狂ったように勝ち点を取りに行く獰猛さも、
頂点を目指してせめぎあい、痺れ、酔う、官能も、
今シーズンのトリニータには縁のないものとなった。

いくら切り替えとか、しきり直しとか言ったって、やはり人間、「状況が人をつくる」もんです。
それ相当のものがなけりゃ、なかなか状況は変わらない。

今期、初勝利をおさめたとはいえ、鹿島はやはり大きな壁。
そしてホームで３万人というサポーターの後押し。
充分です。
これで奮起しなきゃ、プロじゃない。

ここしかないんです。
ゆるんでしまったトリニータを立て直すのは。
可動席出して、バックスタンド売り切れだけど、実際は埋まらない。
それじゃ悲しいです。

久々の九石ドーム。
酔わせてくれ。