「欠ける想い」〜第7節清水VS大分〜

  • miyashu
    2006年04月10日 20:12 visibility126
清水なら勝てる、そんな幻想を抱いてはいなかったか。
シャムスカ・マジック、そんな妄想をいつまでしのばせておくのだ。
もしかしたら選手自身も・・・。
知らず知らず体のウチに染み込んでしまった慢心。
清水の「かける想い」は熱く結実したが、
大分は「欠ける想い」、つまりは想像力の欠如。

開幕3連勝はダテじゃなかった。
そして清水の背番号10もダテじゃない。
藤本にしてやられた。
1点目のループ。ボールの通し方にしても、シュートにしても、もう恐れ入るばかり。

しかし、それ以前にすでにゲームは清水にあった。
サイドの藤本、兵働、ボランチの枝村のイキのいい上がり。
質のいいクロス。
FWが決めきれなかっただけで、大分のDFは翻弄されるばかり。

逆に、大分の攻撃はまったく精彩を欠く。
清水の積極的DFでパスが通らない。ボールの出し所もなければ、動きもない。
ボールも人も停滞。
どうやって攻撃を組み立てるのか、まったくイメージがわかない。
サイドも下がりっぱなしだし、中央からのパスも組み立てられない。

とられるべくしてとられ、徐々にモチベーションも低下していく。

清水はものすごくアグレッシブで、パスの精度も高い。
大分はもうなすすべもなく、悪い。

昨年の5−0のお返しとばかり。
あのときはこんな気持ちだったのね、清水サポさん。

おまけにエジミウソンの負傷。長引かなければいいが。

完敗。
高松の1点がせめてもの救い。

呆然とただあきれるばかりの試合。
逆に気持ちの切り替えは早い。
ナビスコに、リーグ戦、中2日、中3日のハードスケジュールなのだ。

そのあとに見た福岡VS浦和の熱気が、なんだかうらやましかった。  

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