いつまでもピッチに倒れ込んでいた中田は何を思ったか

  • miyashu
    2006年06月24日 10:12 visibility78
いったいいつまで寝てるんだ。
泣いてるのか、動けないのか、それとも。
TVにはいつまでもピッチに倒れ込んで動かない中田が映し出されている。

自分にとって最後のW杯がこんな形で終わってしまったこと。
自分の「誇り」がズタズタにされたこと。
自分の思いがチームに伝わらなかったこと。
自分の・・・

個人主義、孤高、わがまま・・・色んな言葉でメディアから伝えられる中田の姿。

でも、本当の中田の思いは本人にしかわからない。
おそらく自分の口からすぐには語られることはないだろう。

なぜ、中田だけが10分間もの長い時間、ピッチに寝ころんでいたのか。
中田を動けなくさせたのは何なのか。

チームメートのふがいなさへの怒りではないだろう。
ジーコへの批判でもないだろう。
他者への怒りなんてものは、いくら怒りを込めたってたかが知れてる。
自分自身に向けられた何か。
それが中田をピッチから動けなくさせた原因ではないだろうか。

そう考えると、今後の中田の動向が非常に気になってくる。
サッカーに関わること全てから身を引くか。
2010年を目指して新たなスタートを切るか。
中途半端な「引退」は彼ならしないだろう。

中田のいない日本代表と中田のいる日本代表。
中田はイチローになれなかったという声が多々あるが、
中田のキャプテンシーは、イチローのそれとは違う。
中田のキャプテンシーが日本代表に必要であるか、必要でないか。
そこに中田の今後が占えると思う。  

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