ベッカムと呼ばれた男
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tommy
2006年06月19日 02:56 visibility71
こんな日の日記の内容もレイソルの話。
和製○○○という表現は、同じプレイスタイルじゃない選手を、
マスコミが目を引くキャッチコピーとして使うことが多い。
だから、そんな表現を見るたびに、なんだか気分が悪くなる。
そして、かつて『東京のベッカム』を呼ばれた男が、柏に加入した。
http://www.reysol.co.jp/about/news/2006/newslog/060618_1.html
佐藤選手は、95年に清水エスパルスに加入するも、出場機会に
恵まれず、98年に自ら志願して旧JELのモンテディオ山形へ移籍した。
当時、モンテディオ山形の監督をしていたのは、
現在柏レイソルを率いる石崎監督。
佐藤選手は、石崎監督のもとで生まれ変わり、
98年のJFL新人王とベストイレブンに選ばれた。
その後、FC東京、横浜FM、清水を渡り歩いたが、その先々でも
精度の高いクロスを武器とする右サイドのスペシャリストとして活躍。
しかし、出場機会を求めて4チームを渡り歩いた苦労人でもあり
甘いマスク、右サイド、正確なクロスというキーワードだけで、
『ベッカム』とされると、彼の本当の姿が見えなくなる。
『J2は魂が磨かれる場所』
かつて、ヒーローインタビューで、そう答えた彼の補強は、
まさにJ2で成長しているレイソルにとっては、戦力としてだけでなく
精神面でも良い補強になると思われる。
かつての恩師、石崎監督のもとで再び輝いてくれるであろう。
- 事務局に通報しました。
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