アズーリの真骨頂
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r-7
2006年06月27日 23:05 visibility45
イタリアはここまで少し精彩を欠いていたトッティを外して
デルピエロが先発。オーストラリアはQLが怪我から回復せ
ず、メンバー外になった。
序盤から格の違いを見せるように優位に立ったのはイタリア。
トニにボールを入れて攻め続けるが、オーストラリアも体を
張った守備でコレを耐える。トニとジラルディーノの2トッ
プは、いまいち噛み合ってないような気がするんだけどな。
オーストラリアは耐えてカウンターを仕掛け、セットプレー
からチャンスを伺うも得点にはいたらない。
前半をスコアレスで折り返し、またしてもオーストラリアが
カウンターで攻め込んだ時にジローラモ、じゃなくて、マテ
ラッツィが深いタックルで止めてしまい、一発レッドを受け
てしまう。これで残り40分を10人で戦わなくてはいけなく
なったイタリア。オーストラリアが圧倒的に優位に立つかと
思ったけど、これがイタリアの伝統というか、経験の差なの
か。一人少なくなって、するべきことがハッキリしたイタリ
アのカテナチオがさらに強固になり、オーストラリアの攻撃
をことごとく跳ね返す。
誰もがこのままの展開で延長、さらにはPKを予想したロス
タイムにイタリアが一気に攻勢をかける。そのロスタイムも
終わりかけた時にファビオ・グロッソが左サイド突破し、中
へ切れ込んだところで倒されてPKを得る。スライディング
をした選手に当たりにいったようにも見えたけど、判定はそ
のままPK。これを途中出場のトッティが決め、その時点で
試合終了。運もあったとはいえ勝ち方を知っていたイタリア
らしい勝ち方のように思えた。
オーストラリアはヒディンクが珍しく動かなかった。延長も
意識したのか、カードを2枚残しての敗戦となってしまった。
いい戦いをしたけど、この少しの差を埋めるのは、まだまだ
大変なことなんだろうな。
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- 事務局に通報しました。
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