攻撃スタイルの称号
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r-7
2007年04月10日 15:05 visibility69
前日からネットのスポーツニュースやガンバボーイのブログなんかで去年の対戦時のことを煽ってたり。スタに着いたら「Hard Tackle!/Deffence?」なんてTシャツ売ってるしw
珍しくクラブがらみで煽るねぇとか思ってたら、スタメン発表の前にはその去年の試合の映像が。いきなりマギヌンのタックルシーンかよ!w その後ガンバ のゴールシーンを立て続けに流してさらにスタを煽る。そしてトドメは仙石の口上。「さぁ水色に見せてやろう! 日本最強超攻撃! Jの主役は俺たちだ!」 これにはやられた。よく言ったぞ仙石w
前置きが長くなったけどw ここまで煽られちゃぁ否が応でも攻撃サッカーを見せつけたいところ。明神とバンがスタメンに戻ってきて、どんな攻撃を見せて くれるのか。それに対する川崎の攻撃はどんなものなのか。試合開始前まで何とかもっていた雨も少し降り出してきた。これが両チームにどう影響するか。
立ち上がりから両チームの攻守の切り替えが早い。少しスリッピーになりつつあるピッチで多少のパスミスなんかもありながらもボールを高い位置で奪い、素早く攻撃に切り替える。またそれを早めに潰すという、いい攻防が続く。
それを先に打ち破ったのが川崎だった。森が右サイドをドリブルで上がる、それを珍しくヤットが猛ダッシュで追いかける。(俊輔よあのヤットも走ってるん だよw)フォローに行くはずのミチが滑って対応が遅れ、それを見たかどうかサトシが中からフォローに出てくる。そこに遅れてミチも行ってしまい、森一人に 3人も行くハメに。
3人も行ったらやべぇーと思ったら、森が苦し紛れで出したボールがこぼれてミチが離したマギヌンのほうへ転がる。慌ててミチが滑るもマギヌンから谷口へつながり(こぼれた?)、見事なループを決められる。これは打った谷口がうまかったな。
早々に失点して嫌なムードかと言えばそうでもなかった。どちらかと言えばポゼッションを高めつつ、徐々に攻撃の厚みを増して行ってたと思う。ただフィ ニッシュの時点での川崎の対応が良かった。DFがそうとう集中して守ってたのもあるけど、マグノやバンにほとんど仕事をさせずにいた。
それでもその隙をこじ開けてゴールを狙うのがガンバの攻撃。19分には橋本→バン→フタのダイレクトでゴール前へ侵入し、岡本が弾いたボールをマグノが 押し込み同点!かと思われたが、これはフタのキーパーチャージをとられてノーゴール。審判ジョージへ一斉にブーイング。この時のスタの一体感は見事だった w
そこでスイッチが入ったわけでもないけど、また少しずつ押し込みつつある時間が増える。だけど気になったのはミチがえらく消極的になってしまったこと。 1失点目のことが気になったのかどうかは分からないけど、どうもあと一歩が躊躇して前に行けてない。失敗してもマグノに激怒されてもオラオラで行くのがミ チの持ち前なのに、この日はそれが見られなかった。
その代わりというわけじゃないけど、逆サイドの加地はよく攻撃に絡んでた。前のヤットが中に絞ることも多いから前のスペースがうまく使えたのかな。その ヤットとのワンツーで抜け出した加地が中へマイナス気味に折り返す。川崎のDFも必死に足に当てるが、そのボールが明神の前へ。トラップから冷静に、だけ ど2人のDFの間を通すうまいシュートで同点。ガンバに移籍して初ゴール!よっしゃ、こっからやと思ったんだけど…。
その3分後。中盤でルーズになったボールが中村の足元に入ると、すぐにDFラインの後ろへ浮き球を送る。松代の反応が一歩遅れたか。マギヌンがダイレク トに合わせてまたリードを許してしまう。しかしこれは中村にしてやられたな。あのタイミングであの位置へ出せる技術がすごいのと、それを信じて走ってダイ レクトに合わせたマギヌンがうまかったと言うしかない。前半は川崎のリードで折り返す。
後半開始から消極的になった?ミチに変えてアキを入れてきた。ヤットがボランチに下がり、橋本がSBにスライド。さらに攻撃での厚みをつける狙いだろう けど、川崎は引き気味にきてジュニーニョのカウンター狙いに完全に切り替えてきた。前線でのスペースを消してすぐにジュニーニョに入れるという川崎の戦法 に少し手こずる時間が続く。
ポゼッションはするものの最終ラインで跳ね返される。ここでバンに変えてバレーを投入。高さとパワーを前に注ぎ込み突破を計るも、川崎の網にかかりジュニーニョに冷や汗かかされる。ほんとに縦に勝負させたら速いな。
残り30分を切ったあたりから川崎の引き方が異常なほど引き出した。こんなドン引きするチームだったか?完全にジュニーニョを残して残りは自陣内に引い てしまってる。こんだけ引かれたらツライわ。あわよくばカウンターでもう1点って思ってたんだろうけど、ジュニーニョの決定機も決まらず時間が経過すると 共にやはり疲れが出てきたか。
残り10分で橋本を下げてチンを入れ、3-5-2? あるいは3-4-1-2みたいなフォーメーションに変わったあたりからはガンバの怒濤の攻撃が始 まった。その直後、ヤットのCKがDFに跳ね返され、再びヤットの前に戻ってくるとそのまま左足で中へ折り返す。そこに飛び込んだのはサトシ。キャプテン の意地の一発、久々のヤットとのホットラインで同点に追いつくと残りの時間はドSタイム。終始押し込んでバレーやチンに惜しいチャンスがあったけど決めき れなかった。川崎もカウンターから中村の惜しいシュートがあったけど決まらず。
まさに超攻撃な10分間だったと思うけど、これがもう少し早く出せていたらと思うと悔やまれる。川崎は引きに入る時間が早かったんじゃないだろうか。も う少し長く後半頭のようにやられていたら、どうなったかは分からんかったかも。しかし両チームの攻防は見応えありました。
最後の攻めの勢いからしたら勝ちきりたかったゲームだけど、完封負けから中2日のコンディションで最後にこの感触で終われて次のゲームに挑めるのはよ かったんじゃないかとポジティブに捕らえたいと思いますw 次はその完封くらった千葉だしね。●→△ときてるから次は○で借りを返しときましょうw
- 事務局に通報しました。
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