選手層の差

  • r-7
    2006年04月06日 22:07 visibility60

ファーストレグはモレットの活躍でスコアレスドローで折り
返した両チーム。どちらも先制点が欲しいながらも、静かな
立ち上がり、と思いきや3分にいきなりバルサがPKを得る。

初めてバルサらしいパスワークでペナルティエリア内まで攻
め込み、ファンボメルが中へ折り返そうとしたボールを故意
ではないと思うけどDFの手に当たってしまった。

キッカーはロナウジーニョ。これをモレットが1戦目のツキ
そのままにスーパーセーブで止めてしまう。この時のバルサ
大好き、ハラヒロミの解説が面白かった。

「このあと彼はきっと何かやってくれますよ。」

その予言?通りに前半19分。エトーがペナルティエリアの右
付近から見事なステップで中へ切れ込み、中央へラストパス。
ニアのラーションを通過してその先にいたロナウジーニョが
右足できっちり押込む。「やっぱりやってくれた」とヒロミ
ご満悦。解説でも言ってたけど、ゴールを決めた後のホッと
した表情が何とも印象的だった。うまいだけじゃなくチーム
に対する責任感。そんなモノが垣間見えた瞬間でした。

その後、ベンフィカはまだ慌てるわけでもなく、しっかりと
守備から入り、カウンターを狙う。バルサはポゼッションを
保ちつつ、攻め込む隙を伺う。そんな展開を繰り返しながら
後半へ進んでいく。

ベンフィカは我慢しながら同じ戦術を繰り返す。同点にさえ
すればいい訳で、焦らずじっくりと言うのはわかるけど、こ
れだけ長い時間、徹底してできるのもスゴイもんだ。どこか
でバランス崩してしまいそうなもんだけど、そうはならない。

60分を過ぎたあたりから、そんな戦術が生きはじめてくる。
リードしてるバルサの方が我慢できずに前がかりになりかけ
たところを、ミッコリが裏を突き、ビッグチャンスを数回作
り出すが後一歩のところで決めきれない。

そんな展開の中、地力に勝るバルサが追加点を奪う。エトー
の前線からのプレスからボールを奪い、最後にそのエトーが
2点目を叩き込む。ここ一番で決めるさすがの一言。

これで勝負あり。ベンフィカもよく粘ったけどなー。
準決勝はバルサーミラン。激戦必至ですな。

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