王者の強さ、挑戦者の強さ

  • r-7
    2006年06月28日 23:21 visibility48


終わってみれば3−0というスコアで、ブラジルはさすがと
いう結果だった。けどこのスコア程、差があったとは思えな
い内容だった。

前半5分にここまでムチ打たれて体調を整えてきたロナウド
がスルーパスに反応し、キーパーを冷静にかわして先制点を
奪う。これでW杯通算得点で歴代トップにたった。

この早い時間の先制点で一方的な展開になるかと思ったけど、
ガーナはここから動きがよくなる。先制した余裕もあったの
か、ガーナの攻撃を抑えきることができず、何度もゴールを
脅かされる。ジーダのファインセーブのおかげで何とか得点
は許さずにいたけど、いつゴールが入るかと少し楽しみな展
開になっていた。その流れのまま前半が終わるかと思われた
ロスタイムにブラジルが一瞬の隙から追加点を奪う。先制点
とこの時のチャンスをきっちり決めてくるのは、さすが王者
というべきか。

後半もガーナがチャンスを多く作り出すもゴールが生まれな
い。すると、またしてもワンチャンスで浅いラインの裏に出
たボールをゼ・カルロスが決めて3点目。ほんとに数字だけ
見ると圧勝なんだけど、見てた内容からは不思議な感じがす
るスコアでした。やっぱりこれが強さなのかな。ガーナは若
い選手が多いんで、次につながるいい経験だったと思います。


























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