超攻撃 ギア・ファースト

  • r-7
    2007年03月20日 13:58 visibility49

気温4℃…。超寒かった。これで試合も寒かったら風邪でもひいてたかもしれんw それなのに寿人とウェズレイは半袖かよ!スタメン外れたけどバンも出てたら半袖だったろうな…。


 さてそのスタメンはミチのところに橋本、ボランチにヤットが下がって、右にはアキが先発。遠征疲れも感じさせずに最初からドリブルで仕掛けたり、存在感 を見せつけてた。そしてその後すぐに訪れた先制点のシーン。マグノがDFを引きつけてできたスペースにするするっとフタが動くと、ヤットからの柔らかいパ スがピンポイントで通る。それをうまいタッチでコントロールしてファーサイドへ突き刺した。


 ウォームアップの時から一人で猛ダッシュしたり、動きがいつもと違って気合い入ってる感じがしたんだけど(寒かっただけかもw)そのフタがいきなり先制点を奪うとはなんともうれしい限り。


 広島も特に悪くはないけど、良い場面も全くと言っていいほどない。FWの2人にはほとんどボールが入らず、時々右の駒野がオーバーラップをかける程度。 サイドの橋本もここだけと分かってれば対応は簡単だったはず。ウェズレイがじれてボールを受けに下がってきたりしてたけど、前を向いて仕事をさせない。ガ ンバの守備の時の連携が抜群によかった。


 前半でもう1点欲しかった展開だけど、広島も決定機を作れないままだったのでまぁこんなもんか。とにかく寒かったんで、笛と同時に風の当たらない場所へ避難w


 広島は後半から何らかの手を打ってくるかと思ったけどメンバー変更なし。青山も疲れてんじゃないの?とか余計な心配してると、ガンバのチャンス。裏に抜 けたバレーにボールが入るが、トラップかシュートかもたつく間に下田の好判断でキャッチされる。と、ここまでは好判断だったけど、その後がお粗末だった。


 下田はキャッチしたボールをすぐに近くにいた戸田へ渡す。そこを狙っていたヤットが戸田にチェックに行くと慌てた戸田はボールをあっさり奪われ、ヤット はそのままゴールへ流し込むだけ。下田も必死に戻るが間に合わない。このシーンと後で書く、バレーへの対応の見解を戸田の公式サイトで読んでみたいところ w


 それにしても、2点ビハインドになっても動かないペドロビッチは何を思って固定し続けたんだろ。そこがかえって不気味だったんだけど、それも気にならなくなるバレーの追加点。


 サトシからの裏へのパスに反応したバレーが前に出てきた下田を見てループを放つ。が、これは下田が超反応で指先に当てるが、ボールはゴール方向にこぼれ る。そのルーズボールに猛然と突っ込むバレー。それを何とか阻止しようとバレーの腕を脇で固める戸田。これが日本人相手なら脇固めも決まったかもだけど、 それをパワーで振り払いゴールへ突進したバレーの勝ち。つーか、これホントなら戸田は退場なファールだろw


 90分を通して完勝と言える内容。広島の攻撃は高い位置からプレスをかけてアミにかけ、自分たちの攻撃は相手を押し込んだまま、シジとサトシのラインはハーフライン。これはいつか見たドSな攻撃じゃないか。


 広島の調子というか、戦術的にどうもしっくりはこなかったけど、これがガンバの目指す「超攻撃」の原型なんじゃないかという気がする。川崎の試合のよう に6ー0で勝つと言うのももちろん攻撃的だ。だけどそんな攻撃は05年もやってきた。去年、今年と進化した、この日のガンバのスタイルこそが「超攻撃」な んじゃないか。と勝手に思ってみたゲームでした。つか、次ナビスコでまた広島なんだな。


 そしてその次、ナビスコの神戸戦なんですが、代表に人取られすぎでえらいことになりそうです。A代表にヤット、フタ、橋本、カジ。五輪代表に家長、U- 20に平井、横谷、倉田。バンは追試でどうなるか分かりませんが。いくら中盤にいい選手がいるとはいえ、中盤ばっかりごっそりいかれたらたまったもんじゃ ありませんよ。とはいえ、普段出れそうに無いメンツが見れそうなんでワクテカしてるのも事実だったりしますw 個人的には平井と倉田が見たかったんですけ どね。

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