ジーコジャパン ワールドカップメンバーの考察

エクアドル戦では選手交代は、FWの2名だけだった。

 

一応、選手交代枠は6名まであったそうだが、ここしか変えなかったのにはきっと理由があるだろう。

 それは恐らく、ジーコが迷っているのはFWだけだということだ。もう22名は決まっているということだ。

 

FWは既に久保・高原・柳沢・大黒で確定的かと思われた。

ところが柳沢の怪我があったため、もう1人補充する必要ができたわけだ。

 また、久保の体調も流動的で、最後までわからない。

1名、ないしは2名の補充枠が必要と考えていて、それに集中していたからこそのこの交代ではないかと思う。

 

グランパスの玉田は、それなりのバリューを見せてくれたし、わくわくさせてくれるプレーも多かった。

しかし、点には結びつかず。後半20分頃の、小野のパスを胸トラップから右足シュートしたシーンは、ドキドキした。現状一番手ではないかと思われる。

 

巻はよくカラダを張っていたが、恐らく久保のバックアッパーと考えられていると思われる。

久保のバックアッパーとしては鈴木もいたが、試合に出ていない状況でコンディションに不安があるため、今なら巻の「順番」のほうが早いだろう。

 

佐藤寿人は、何よりもジーコに対南米戦初勝利という想い出をくれた。あのゴールは素晴らしい。

惜しむらくは、タメしている時間が短すぎて、ジーコが採用を決断するだけの材料になっているかどうか。本来は大黒のバックアッパーと考えられていると思われるが、現状では大黒よりもコンディションはいいのではないか。

 

おそらくワールドカップメンバーは怪我人がこれ以上でない限り以下のようになるだろう

GK(3)川口、楢崎、土肥

CDF(4)宮本、中澤、田中誠、坪井

LDF(2)アレックス、中田浩二

RDF(2)加地、駒野

CH(4)福西、中田英寿、小野、稲本

OH(4)中村、小笠原、遠藤、松井

FW(4)久保、高原、大黒、(玉田か佐藤寿人)

 

こうして概観してみるととてもロジカルに組み立てられているのがわかる。(そのロジックが好ましいかどうかは別として)各ポジション、2名ずつ、ということである。

 

試合そのものは、エクアドル自身も、レギュラーは2名のみ。その2名以外はすべて代表歴はあるが当落線上の選手。必死さが現れていてよかったと思う。 

 

ちなみにエクアドルのでかい189cmの3番と左SBのジョージはすぐにもグランパスに欲しい・・・ 南米ならウインドウ関係なしっしょ?

 

 

 

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