何も書かない為に書く観戦記

日本 2−0 イエメン

新潟スタジアム

19:20〜

 

まだ始動してから1ヶ月もたたないようなチームの評価を

しかもテレビ観戦などでできるはずも無く…。

 

ただ、ジェフ千葉ファンとして、今までに味わった事の無い感覚に、微妙に興奮している感もありました。

それはクダラナイ煽りしかしないマスコミなんかとは別に、普段黄色(ホーム)か白(アウェイ)かゴールド(練習表)か紺(練習裏)か黄色のビブスか白のビブスか赤のビブスか黒のビブスか…ってとにかく今まで見ることのなかったアディダスのブルーのユニフォームに身を包み、嬉しそうにピッチを走り回るジェフ千葉の選手たちを観ているだけで痺れるような喜びという感覚があったからだとおもいます。

長いな…

 

気になった選手

阿部:得点の場面は昨年からCKの際に盛んに見せていた動き(前半のCKでも見せていた)。特にジェフファンとしては、昨年ナビスコ杯準決勝第2戦vs浦和、雨の市原臨海で得点を思い起こした人もいるでしょう。ちなみに「ジェフではFKを蹴っている阿部」という実況がありましたが、最近は水野やクルプニが蹴って阿部は中で競るというパターンが多いです(先日の新潟戦では蹴っていたようですが)。

 

巻:記録を調べたわけではないけれど、今年のJ開幕からほぼ休みなしで突っ走ってきて、ドイツに行ったあたりから微妙に調子が上がらない巻(そういう印象)。A3でもJでもちゃっかり点を取ったりしているけど、やっぱりまだまだ。つか、これから先も休める日程じゃない模様。大丈夫か?

 

羽生:後半45分+αの出場ではやはり…。結果論だけどスタメンで初っ端からかき回して欲しかった。やるべき、求められている仕事は十二分に果たそうとしていたと思います。あとは今後連携があがってくれば(他の選手の理解が深まれば)もっと生きてくると思います。

 

勇人:「双子出場!」などどうでもいいけど、出場時間が短かった事と、テレビカメラは捕らえてくれない場面での仕事が多いので、テレビ観戦の今回は何とも評価できません。

 

寿人:投入直後にいつも結果を出す彼は素晴らしい。それ以外に評価するほどの時間はなかった。

 

闘莉王:監督の指示か、自分の判断か、いくら引きっぱなしのイエメンとはいえ、上がりすぎ。というよりあがりっぱなし。あそこまであがったら効果が薄いと思うのは私だけでしょうか?いや上がったなら、せめてもっと前線からプレスをかけて欲しかった。

 

鈴木啓太:素人目だけど、今日一番長い時間、見える範囲でオシムのサッカーを体現しようとしているように見えた。

 

あとは、古い井戸はまだ古い井戸のままだという印象を受けました(周囲との連携の絡みもあるでしょうが)。

 

今日特に「悪い」と気になったのがオシム監督以外のベンチ陣。

これは解説でも少し取り上げられていたかもしれませんが、見ているとオシム監督の支持を通訳が聞き選手に直接伝えるのではなく、大熊コーチらに伝えてから選手に伝達されているように見受けられました。これでは監督の意向は選手にはほとんど伝わらない。特に大熊コーチはトリニダード・トバゴ戦でもそうでしたが、テンパッてしまっているように見えます。あんな状態の人が選手達に冷静に伝えられるようには思えません。大熊コーチは昨年のワールドユース(この時は監督)でも敗戦時に「世界との壁を感じたが良い経験になった」等と少し遠回しに責任回避するような発言をしたりと、あまり良いイメージが無いので余計にそう感じてしまったのかもしれませんが。

 

さて、とりとめも無くボツボツと書きなぐってしまいましたが、今日の試合の雑感はこんなものです。

もっとここをこうすればとか、何故あの時なんてのはチームとしてはやはり何ともいえない。

まだまだ急造チームです。

 

それからこのオシムジャパンとは別の話で、日本サッカー協会が、ジェフ千葉とまだ契約のある監督を強奪し、未だに目に見える形での謝罪等が無いという事は決して忘れてはいけないということを最後に書き記します(文章での謝罪はあったようですが。

Jリーグ以下、日本の全てのサッカープレイヤーとサッカーファンへの侮辱だと私は考えています。

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