クラウチについて

  • ニシノ
    2006年07月01日 12:25 visibility337


初めて見たときに、「イングランド代表に確実に馴染んでないなぁ。彼は。」とおもいました。

 

ベッカム率いる、あのイングランドの気高さから一歩引いた感じの、もうしわけなさそうな存在感。

なんとなく、平山相太とも合い通ずるような、あの感じ。

 

得点を決めても、完全に馴染めてないような感じが画面からヒシヒシと伝わってくる。

喜び感に妙な温度差。

 

いま発売されている、Numberを読んでなっとくした。

ああ、やっぱり。

 

『みにくいアヒルの子』と題されたその記事には、クラウチの今までの経歴が記されていた。

 

「デカイということで注目をあびるが、自分、そんなんちゃうねん」 的な。

そんなんちゃうねんと言われても、実際デカイので、見てるほうは期待してしまう。

 

実際はもっとある身長をサバ読んで小さく登録してるとかなんとかってエピソードで気になってたクラウチ。

 

なんとも控えめな、そして決してナンバー1になろうとしない、おごそかさ。

サッカー選手にとって、致命的なメンタリティではあるが、人として嫌いにはなれない。

 

むしろ、ガンバレ!ガンバレ!って、見守るようになってしまう。

 

ポルトガル戦で、ゴールを決めて雄たけびを上げ、チームメイトに心から祝福されてる姿を見たい!

クラウチ、過去のことはパッとわすれて、いまは誇り高きイングランド代表として、心を開放しろ!

 

この大会を、ロナウジーニョやメッシ、ジダンやベッカムの大会だったとはまだ言えない。

 

クラウチの大会だったと言わしめて、大空にはばたけ!

 

そしてナゾのロボットダンスを世界にお披露目しろ! 

 

 

 

 

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