たぶんみんな勘違いしてる

中田が引退して、「プロとしてピッチに立つ事はないけれど」のくだりの捉え方って、選手としてだと思ってるんやろうけど、きっと指導者としても立つ事はないとおもう。

指導者もプロやしね。

ましてや、Ｊリーグのチェアマンになるためには、ドロドロとした組織委員会の状況を見ておいたほうがいいなんで言い出す人間もでてくる、お粗末な関係者たち。

中田は、きっと僕らがフットサルに誘ったら来るだろうけど、プロとしてお金が動くサッカーには携わりたくないんやとおもう。

（この文章よんで、勘違いするような人もいるかもしれませんが、別に中田とは直接の知り合いではないですよ。）

今後は青年実業家としてどうのこうの。ってのも、ビジネスライクな考え方で、捉える人も多いかもしれないけど、きっとそうではないと思う。

お金なら十分に稼いだと思ってるでしょ、本人は。

純粋に、この人はモノ創りが好きなんやと思う。

自分の発言がカタチとなって、世の中に受け入れられていく、その過程を楽しめる人なんやと思う。

日本代表において、もう自分の持つイメージがカタチにならないと悟ってしまったんやろうね。

きっとこれから、中田英寿プロデュースなんかの商品が沢山出てくると思う。

だからといって、手放しで賞賛して買うようでは、きっとそういうビジネスのシーンからも降りちゃうでしょうね。

ホントにいいものなのかどうか、お客さんは判断する必要がある。

それから、これから何かしらのカタチで接する事があるひとは、「元日本代表　中田英寿さん」ではなく、「おもろいこと言う兄ちゃん」として接してあげてほしいなと思います。

稀有な目で見られると、モノを創る意味がなくなってしまうのですよ。

旅人ってのは、そういう事も含まれてるんやろうなぁとおもう。

もう、なにやったって名前だけで成功してしまうのは目に見えてるんやから、個人個人、自分の物差しで計ってあげましょうよ。

マスコミは、煽ってナンボの商売やから、なんぼでも賞賛するだろうけど、末端のリアクションを正直に返してあげることが、これからの彼のためだと思います。