しあわせのかたち

少し前に聞かれたことがある。
「wayaはなんでバルサが好きになったの？」
いつだったか忘れちゃったけど、バルサが詰め将棋みたいなゴール決めたときからかなあ。
「詰め将棋みたいなゴールってどういうこと？」
こっちがこう行く、相手がこう来る、こっちはこうする、相手が出てくる、スペースができる、そこに走り込むのはオトリで、右サイドが空く、パスが出る、右 のライン際を上がる、ディフェンス慌てて詰める、マイナスのパスでゴール前、ディフェンス詰める、左に振る、フォアサイドにセンタリング、ヘディングで中 央に落とす、ボレーでゴーーーーール！ってやつ。
まるで結果から過程を割り出したみたいなサッカーだった、本当に美しかった。こんなまねが出来るのはこのチームだけだと思ったよ。で、それから。

あれからもう10年近くなるけど、僕の部屋にはすこしずつバルサグッズが溜まっていく。
幸せって意外と安い物で出来ている気がする。