Thank you for your kindness♪

アキレス腱を切った僕は、今もまだ松葉杖を持っています。
随分と歩けるようにはなってきたし、杖ナシでも大丈夫なのですが、
通勤時はキケンも一杯なんで、お守り代わりの意味も込め。

以前のブログにも【愚痴】として、
両松葉杖の完全ギプス固定状態の時から、
電車の優先席、乗降車の際の降りる者を待たない乗り込み、
エレベーターの健常者の独占など、状況を書きました。

今は患部の足も着けますし、そもそも杖ナシで歩けますし、
自分の体重は支えられる強度が戻ってきたので、
電車で立ちっぱなしでも、少しくらい揺れようとも、ビクともしません。

ただやっぱり、優先席に座り、杖を見ても、
見た瞬間に目を伏せ、携帯やゲームに表情ごと落とす人や、
エレベーターに乗り込んでソッポを向き、黙ってドアを閉めようとする人を見ると、
座りたいとか、急ぎたいとかの気持ちではなく、
単純に、イヤぁ〜な気持ちにさせられることはあり…

昨日、帰宅中、最後の在来線、2駅だけ乗るんですが、
発車ギリギリで乗ったのもあり、優先席は埋まってたんですね。
ま、2駅だし、足は平気だからと、
敢えて優先席の傍に立つようなこともせず、
もちろん優先席に座る人をジーっと見てやる(笑)こともせず、
ドアによりかかって立っていたんですね。

そしたら、席を立ってくれた方がいました。
見ればそれは、3人がけ×向かい合わせの優先席に座っていた5人の中で、
(なぜ6人じゃないかと言うとどっかのオヤジがカバンを置いて1席分選挙してるから 笑)
日本人じゃない、多分インドとかパキスタンとか、その辺りの方。

日本語も余りまだ知らないのかもしれず、
「どうぞ」とかって言葉をかけられない様子だったけど、
分かったんで、有難く座らせてもらいました。

結局、彼も同じ駅で降りたんで、
表題通り、「Thank you for your kindness」の後、
ゆっくり日本語で、「どうもありがとうございます」って、
そう言いました。

とても嬉しかった反面、他の4人の日本人とどうしたって比べて、
情けないっていうより、何か切なかったっす。
あーぁぁ。。。っていうのかな(笑)

席譲るだけでも、けっこうタイミングって難しい、確かに。
ちっちゃな勇気も必要。

でも、言葉も知らぬ、風習も分からぬ、
そういう別の国に来たって出来ることなんだから、
そう在りたいもんっすね。

御礼伝えた時のその人の、ちょっと照れたような、はにかんだような笑顔、
ちゃんと「ありがとう」を伝えて本当に良かったなーって思いました。

そんなワケで、今日のブログは【北京五輪・11日目】です。

よろしかったら、どぞ♪
http://wearecrazy.exblog.jp/
『Road to PK BAR(仮名)』

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