
今季5度目の逆転勝ち
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和田浜
2010年07月09日 23:42 visibility116
7月3日、ホームのとりぎんバードスタジアムでガイナーレ鳥取はV・ファーレン長崎と対戦しました。
JFLの後期開幕戦でした。梅雨らしく雨が降り続いていましたけど、試合前にほぼ上がり、ほとんど降雨の影響はありませんでした。しかし、ピッチは相当に水を含んでいました。
このたびも観客数は伸びませんでした。2,019人でした。天候のことを思えば、それでもよく入ったほうなのかもしれません。この試合はNCNが中継していました。また、インターネットでも配信されていました。
NCNの中継に合わせてか、やや定刻よりも遅れてキックオフされました。ピッチコンディションは悪く、ボールが滑ったり、止まったりしていました。両選手とも足下の悪さにボールコントロール、ボディコントロールに苦戦しているのが見て取れました。
先制したのはV・ファーレン長崎でした。有光選手がミドルシュートを放ち、ガイナーレ鳥取の選手に当たったのか、微妙に軌道が変わったようでGK小針選手が対応しきれませんでした。この試合も序盤に失点してしまいました。気をつけているのでしょうけど、なかなか修正されないです。
それでも負ける気がしないところが、今シーズンのガイナーレ鳥取のたくましさです。左サイドから奥山選手が攻め込むとシュートを打ちましたが、ポストに当たって得点はなりませんでした。その後、実信選手のクロスに美尾選手が合わせますけど、ピッチが水たまりのようになっていて、ほとんどボールが飛びませんでした。
V・ファーレン長崎は3トップで攻撃の展開が速く、好調さがうかがえました。主に右サイドからの攻め上がりが目立ちました。
0ー1で前半を終えます。後半が始まると、いきなりガイナーレ鳥取はチャンスを得ます。美尾選手のクロスがペナルティエリア内でハンドを誘いました。そのPKを実信選手が落ち着いて決めました。足下が悪かったですから、簡単ではなかったと思います。
V・ファーレン長崎は主審のジャッジへ不信感を募らせ、冷静を失っていきました。この試合はV・ファーレン長崎にイエローカードが5枚、レッドカードが1枚出されました。
美尾選手が逆転弾を決めます。ボールをキープして攻め上がり、一瞬、シュートコースが空いたのを見逃さずにミドルを打ちました。それが相手GKの手を弾き、クロスバーの下を叩いて入りました。ガイナーレ鳥取は慌てず、ロスタイムに入ると無理に攻撃は仕掛けず、時間を使いました。それに焦れたv・ファーレン長崎の選手が乱暴行為を犯し、レッドカードが提示されました。
2ー1でガイナーレ鳥取がV・ファーレン長崎に勝ちました。今季5度目の逆転勝ちとなりました。試合終了後はガイナーレ劇場が行われました。選手の表情は良く、充実感が伝わってきました。後期も白星発進できたのは弾みになると思います。
次節はアウェイでブラウブリッツ秋田と対戦します。
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