9,499人の前で快勝！

　9月18日、とりぎんバードスタジアムでガイナーレ鳥取はSAGAWA SHIGA FCと対戦しました。

　今季、ラストとなるナイトゲームでした。1万人プロジェクトが打たれており、その成果あって9,499人の大観衆を記録しました。

　興奮を抱えつつキックオフされました。序盤は真っ向勝負と言った感じで、激しい攻防が繰り広げられました。さすがにSAGAWA SHIGA FCの動きは無駄がなかったです。その攻撃をガイナーレ鳥取のDF陣は体を張って止めていました。最後まで中村選手に仕事させませんでした。

　先制したのはガイナーレ鳥取でした。服部選手のクロスをSAGAWA SHIGA FCがクリアできず、小井手選手がボールを得るとシュートを放ちました。時間の経過とともにSAGAWA SHIGA FCの攻撃は淡泊になっていきます。サイド展開が減り、ロングボールを多用するようになりました。

　前半を1ｰ0で終え、後半に入ります。SAGAWA SHIGA FCは随時、選手交代を行い、局面の打開を図っていました。ガイナーレ鳥取の2点目は梅田選手でした。やや離れた位置から冷静にゴール左隅に蹴り入れました。その後、美尾選手が個人技で持ち込み、技ありのゴールを決めます。3ｰ0として試合を決定づけました。

　完封シャットアウトで終えたかったのですが、ロングボールをクリアミスし、そこを御給選手に突かれ、失点を喫しました。試合終了間際、岡野選手が準備していたのですが、プレーが切れず、投入されないままタイムアップになってしまいました。岡野選手の苦笑いが見られました。

　前期完敗したSAGAWA SHIGA FCに快勝し、また一歩、J2に近づきました。

　試合後、スタジアム周辺の道路は大変混雑、混乱していました。運営面に課題を残しました。