
前半が課題
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和田浜
2009年04月15日 21:16 visibility54
4月12日、ガイナーレ鳥取はFC琉球と対戦しました。
前期第5節となります。試合会場はとりぎんバードスタジアムで、13時キックオフでした。好天が続いており、この日も天候に恵まれました。ただ少し強い風が吹いていました。
前半、風上に立ったのはFC琉球でした。FC琉球は連敗中で、まだ白星がなかったこともあってか積極性を感じました。細かなパスワークで攻め上がってはシュートで終わっていました。しかし、シュートは枠を捉えることができていませんでした。
ガイナーレ鳥取は、そうしたFC琉球に対して消極的でした。小澤選手に決定機がありましたが、焦ったのか、ボールコントロールを誤ってしまいました。左サイドからは森選手と柴村選手、右サイドからは鶴見選手と冨山選手の動きが見られました。中央に背の高い阿部選手、田村選手がいれば面白かったかなという気がしました。ちなみに阿部選手は怪我のために欠場でした。残念ながら、この試合、田村選手に出番はありませんでした。
後半に入ってからはガイナーレ鳥取の動きが良くなり、またFC琉球の運動量も落ちたせいもあってか、ハメド選手のゴールで先制してからはガイナーレ鳥取のペースで試合を運べたと思います。そのゴールをアシストしたのは実信選手で、パスカットしたボールを迷うことなくフィードしました。見事に速攻が決まり、なかなか気持ちが良かったです。
2点目はハメド−小澤−実信という流れでした。ハメド選手のクロスに小澤選手が空中戦でよく粘ってつなぎ、それを実信選手が引き続いて頭で押し込みました。長身ではない3人が、こうして得点に結びつけるのですから、何というのかサッカーの面白さを感じます。その後、FC琉球も選手交代をしつつ打開を図りますけど、ガイナーレ鳥取はセンターバックの小原選手と加藤選手、それにGKのシュナイダー選手が最後まで集中を切らさずに完封しました。
後半だけ見れば大きな不満はなく、それだけに前半の入り方と戦い方に課題を感じます。相手を0点に抑えつつ、どのように得点を挙げるのか。守備の意識を高く持つのは良いですけど、それによって攻撃が曖昧になったり、積極性に欠けるのはもったいないです。今後、どう克服していくのか、辛抱強く見守りたいと思います。
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