ミラン戦の観戦記
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べろぞぐる
2006年09月11日 21:08 visibility72
今年のミランは、ジラルディーノを取るのか、インザーギを取るのか・・・
開幕戦を見て、一番大きな感想はDFラインが縦へまっすぐ入ってくる突破方法に杜撰な対応しか出来なかった事と、ジラルディーノとインザーギの出来の差が大きかった事、それとリカルド・オリヴェイラが予想以上にチームに溶け込みそうな事。
相手がラツィオだった事もあり、開幕戦は興味深く見ていたけど昨年と殆ど替わらないメンバーだった事もあって、やはりミランが組織力でも相手を上回っていた印象です。勝って当たり前、負けたら1節から首位との勝ち点差11と言うとてつもない状況だった事を考えると、まぁ勝ち点3が取れたのは大きいですねきっと。むしろCL予備戦を戦った事が今の所は良い方向に出ているのかも知れませんね。
でも、インザーギとジラルディーノの2トップは今後分裂しそうな感じ。同じタイミングで同じボールに反応して同じ動きをしてしまうタイプだし、インザーギにジラルディーノが完全に萎縮しているというか、インザーギの動きを気にしてしまって、自分の持ち味がさっぱり出てなかった…むしろ途中交代のオリヴェイラのイキイキプレーの良いお膳立てになってしまっていましたね。
しかし、インザーギも好調とは言えやはり1年間を全て任せるだけの信頼性はないと思うし、きっとアンチェロッティ監督もそれは十分に折り込み済みだろうから、今後はインザーギを中心に起用しながらもいかにジラルディーノのコンディションとモチベーションを落とさないで保てるかが勝負かもしれないね。
逆に、オリヴェイラがしっかりとフィットすればジラルディーノとインザーギをセカンドチョイスにする事も出来る可能性はあるし、能力はあると思うけど実はオリヴェイラも怪我をしやすい選手…大丈夫??
DFは今年も代わり映えのないメンバーなので、経験は十分。
でも、マキンワやロッキへの何気ない縦パスや速いアーリークロスなんかにはちょっと対応が危ない気がするから、今後の相手は徹底的そこの穴をに突いて来るはず。DFも控えが薄いし将来性もあまりない選手ばかり…ちょっと気になる。
尊敬するマルディーニのラストシーズン。何とか良い形で一年を戦って欲しいなぁ。
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