“キャプテン”的脱臼生活 入院編� 〜完結〜
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ドゥイ
2006年03月25日 10:10 visibility174
3月5日。退院の朝。「いやー、もう退院?早いねー。ほんとに早い・・・」。入院3ヶ月目を迎える隣のおじさんの独り言にも似たつぶやきにドキッ。場違いに元気な“キャプテン”恐縮。退院の喜びを抑えつつ、待機。朝8時に朝食を食べた後、荷物をまとめ、その時を待つ。
入院中のできごとが、とりとめもなく浮かんでは消える。いつのことだか 思い出してごらん あんなこと こんなこと あったでしょ〜♪
・食器返却は常にポールポジション。早喰い人生を反省。
・正面のおじさんから勧められた転職先「○○道楽」。仕事はどう?楽?
・パパっ子だった息子が、入院中に、超ママっ子に。枕をぬらした夜。
・退院後に届いたセガワールドさんからの差し入れ(サッカー本など)。肩を落とす。
・遠ざけようとすればするほど、強くなるサッカーへの想い。悲恋。
ぼんやりとテレビをながめていると、ふいに懐かしいメロディー。
「すばらしい日々だ 力あふれ すべてを捨てて 僕は生きてる」。
学生時代から、“キャプテン”が愛してやまない名曲。ナイスタイミングに、わきあがるポジティブシンキング。前を見るしかないでしょ。「Do it myself」。
入院費用の精算を済ませ、お世話になった看護師さん、同室の患者さんへ挨拶。「また、4ヶ月後に来ますから!」。
病院を出ると、“キャプテン”を迎える陽射しがやさしくて、春。はじまりの予感にうれしくて、コートを脱ぐ。大きく踏み出した、はじめの一歩。
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- 事務局に通報しました。
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