俺はサッカーの神様の子だから 〜“キャプテン”KID〜 前編

  • ドゥイ
    2006年05月02日 19:33 visibility141

4月30日。都3部、4部のチームと、3つ巴戦。都リーグの次節(5月21日)の相手は、開幕からの2戦を、10−0、8−0で圧勝している強豪。だからってビビる必要はなくて、逆に、勝てば優勝?みたいな。アタックチャンス到来。というわけで、本日は大事な大事な調整試合。

 

 でも、グラウンドに着いてビックリ。「今日ってソサイチ・・・じゃないよね?」ってくらい狭い。というわけで特別ルール適用(適当)。 

特別ルール1:スローインは、すべてロングスローと呼びます。狙えアシスト。 

特別ルール2:クリアボールは、ロングシュートとみなします。目指せ小笠原。 

特別ルール3:ボールキープは禁物。プレス近っ!ダービッツかっ!

 

 今日は、先週の反省点をふまえて、4−2−1−3で試合に臨む。イメージは、まず3トップのサイドにボールをあずける。ソイツが起点。ほかの2人のFWと、OHは近い位置に。パス交換をして即シュートって感じ。前4人と、場合によってはDHの1人で点をとる。メリットは、高い位置で起点を作れるため、シュートまで持っていける可能性が高いことや、ポジションごとの役割が明確で機能的なこと。デメリットは、中盤スカスカで、守備の時は受身となること。守備陣は耐えて、耐えて、あとは前に任せた!みたいなノリ。

 

 いい!すごくいい!だって、攻撃も守備も見せ場作れまくりですから!誰もがヒーローになれるチャンスです。って“キャプテン”が、なりたいだけ?

 

  “セガワールド”さんにスタメン決定を任された“キャプテン”。4−3−1−2にメンバーを当てはめていく。

  

3トップは、テクニシャン“クラッキ”、フィジカルの“ハヤフネ”、何気に得点力のある“あつぼん”。トップ下は、先週から参加してくれている期待の10代“いのっち”。ボランチは、仕事人“セガワールド”さんとポテンシャルの高い“ウリボウ”。ディフェンスラインは、成長著しいSB“いわも”さん、センターに“キャプテン”の後輩“マスオ”、GKもできるユーティリティープレーヤー“ヤナギ”、右SBに助っ人の“ダイ”さん。GKは絶対的な守護神“こじ”の11人。控えは、遅刻してきたFW(希望)の“てつじ”と、俺。俺?あれ?今日は出られない?「大人ですから我慢もします」。自作自演でガックリ。THE END。 

  

 だが、サッカーの神様は“キャプテン”を見捨てなかった。 

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