“キャプテン”的脱臼生活 入院編�

  • ドゥイ
    2006年03月19日 04:04 visibility249

3月3日。全国的にひな祭り。“キャプテン”的に母誕生日。というわけで、プレゼント大作戦決行。「結構、親孝行ですから」。外出許可をもらうべく、朝、回診に来た先生に相談。母の誕生日、体調良好、2時間だけ、の3点セット攻勢で、病院外出許可委員会の審議を難なくクリア。

 

お昼休みまでウキウキショッピング。春めく陽気に、ときめく“キャプテン”。病院から最寄のデパートまで、ゆっくりと歩く。「遠くに目標をおいて、近くを見て歩く。歩くということは、人生と同じだ」。冒険家・河野兵市さんの言葉を思い出す。一歩一歩を大切に、寄り道しながら10分。到着。「目標近っ!」 。

 

花の好きな母。イメージは一瞬で決まった。「春といえば桜でしょう」。といっても生花は売っているはずもないので、造花を探す。デパート探検。9Fのインテリアショップで発見。「きれいやわ〜」と手に取り、びっくり。「結構高いんですね」。枝1本単位で売ってます。見映えのするレイアウトを模索し、5本購入。「いい仕事しました」。

 

 テンション上がり、私物ショッピング。まずはCDショップへ。CMで流れ、気になっていた「HOME MADE 家族」のアルバムを試聴。すぐにJOYRIDE。BREEZYな空気が喜びを運び、お買い上げ。つづいてのお目当ては春服。COOLなシャツにひとめぼれし、試着・・・は怪我のため難しいので、一番大きいサイズを購入。「迷ったら最大サイズを買え」。規格外の男“キャプテン”の法則。

 

夜、お見舞いに訪れた母に、プレゼントを渡す。「誕生日おめでとう。こんな年齢になってまで、ご迷惑をかけてすみません。これ、プレゼントだから」。袋からはみ出た桜がバレバレでテレテレ。「ありがとう」。5文字で共有する幸せな気持ち。サクラサク。

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