“キャプテン”的脱臼生活 入院編�
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ドゥイ
2006年03月11日 16:55 visibility345
“キャプテン”生還しました。
というわけで、入院生活プレイバック!
2月28日14時。受付時間ギリギリに到着。
担当の看護師さんのナビゲートですぐに病室へ。
「9人部屋になります。若い人たちばかりですよ」。入院ビギナーの“キャプテン”を和ませようと看護師さんが優しく声を掛けてくれる。
「うまくやっていけそうだな」。“キャプテン”わくわく。
「こんにちはー」と挨拶しながら入室。期待感が喪失。
“キャプテン”より若そうな人は1人だけ。
あとは、「アニキ」というより「オヤジ」。
「ちょいワル」どころか、「げきワル」そうな容態のオヤジもいる。
看護師さん、話違いますYO。
18時に夕食を済ませると、翌々日の朝まで飲食禁止とのこと。
そんなに我慢できるのかだろうか、と不安を感じる“キャプテン”。
“奥さん”に打ち明けると一言「いいねー。簡単に痩せられそうで」。
「あっ、そうか!そういう考え方もあるよね♪」。
“キャプテン”一家、ポジティブに「ま、いっか」。
21時から日本代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ戦をTV観戦。
サッカー熱に感染。やりてー!サッカーやりてーよー!
中田のくさびへの縦パスのアイデア、タイミング。
俊輔のタメからのロングパス。絶妙。
「いやー、サッカーってほんとにすばらしいですね」。
お腹いっぱいで就寝。と、思いきや、サッカー熱に侵された“キャプテン”の心の鼓動が止まらない。
「手術はうまくいくだろうか」
「シーズン中に何とか復帰できないかな」
やりたいことはたくさんあって、でも、やれないことが多すぎて、やりきれない想いがつのっていく。
いくら頭で考えても結論は出ない。
そして、いつもの結論が出た。
「一日一日ベストを尽くすだけ」。
いつしか不安は消え去っていた。
そして、手術当日の朝を迎えた。
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