「ONE FOR ONE」 〜ゆずれない想い〜
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ドゥイ
2006年03月29日 21:21 visibility154
3月26日。練習試合。3−0で勝利。“キャプテン”は怪我のため見学。終了後には、決起集会も行われた。
いつもみたいに軽い感じで書こうかと思ったけど、やめた。今日はFC.Ventoのキャプテンとして、チームのみんなに、どうしても伝えたいことがあるので。
試合終了後の決起集会で、チームに関していろいろな意見が出た。「泥臭さが足りない」「要求する声が出ていない」「くさびの動きがない」「フォローがない」。どの意見も、その通りだと思う。でも、何か違和感を感じる。一言で言えば他人事。「自分はできてたの?」
課題はある程度共有できている。毎回、試合前に確認もしている。でも、試合中にできていない。技術や体力の問題でなく、一人ひとりの意識の問題。頭で分かっていても、実行しなければ無意味。課題を設定、チャレンジ、クリア。その中でまた課題が生まれ、チャレンジ、クリア。その失敗、成功体験の積み重ねでしか、チーム力は高められないと思う。
「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」の前に「ONE FOR ONE」。まずは自分を知ること。自分のためにサッカーをして欲しい。自分がサッカーに求めるものを見つめなおして欲しい。それができれば、自分が何をしなければならないか見えてくるはず。主体的にサッカーに関わるはず。
“キャプテン”的「ONE FOR ONE」。
「サッカーが大好き。だから少しでもうまくなりたい。そして、やるからには勝ちたい」。少しでもうまくなるために、常に個人的な課題を持って試合に臨む。勝つために、チームメイトに自分の考えを伝える。すべては、サッカーが好きだから。人のためにやってるわけじゃない。義務でもない。素人だもん。でも、だからこそ、真剣に楽しみたい。そうじゃなきゃ、家族と過ごす時間をけずってまでやる意味がない。
正解も、間違いもない自分探し。自分中心でいいよ。チームになるのは、それからだ。
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