続・古田劇場

セ・パのCSの熱い戦いが始まり、いまさらという感じもしてきましたが(笑)、
前回に引き続き、ベイスターズ、古田選手の最終戦の観戦記です。

9回表、いよいよ古田選手がバッターボックスへ。
1塁側、3塁側関係なく“古田”コールが沸き起こる。
球界の功労者に対し、観客の殆どがリスペクトの思いで声援を送っている。
すごい感動的な光景だ。

観客の殆どがヒットを期待する中、
ピッチャー吉見は1球目、外の高めストレート!
古田選手は見送る。

2球目、今度はど真ん中ストレート!
迷わずフルスイング!当たった打球は一直線に3塁村田の頭上を越え
一気にレフトへ!しかし、わずかに切れて打球はファール。
球場全体にため息が。

3球目、再び外の高めストレート!
ボールとなって、カウントは1−2に。
打席を外す、古田選手。大きく息を吸って気合を入れなおす。

そして4球目、今度は外のストレートが低目へ。
ここでも迷わずフルスイング!
当たった打球は三遊間を破り、レフトへ!
現役最後の打席を通算2097本目の痛烈なレフト前ヒットで締めくくる!
ハマスタ大興奮!そして全ての観客席から古田コールが!

古田選手、1塁上から1塁側のベイスターズ応援席に向かって
帽子を脱ぎ挨拶する。ここでまた大歓声になる。

代走三木が告げられ、歓声に包まれる中、古田選手はベンチへ。

しかし古田選手、やめるの早いんじゃないですか(笑)?
引退する選手の打球じゃないです。すごいです!
最後の素晴らしいヒットを見れて幸せです。ありがとうございます。




































ベイスターズ側応援席も古田選手の打席では、
このような総立ち状態でした。
なかには古田選手を称えるボードを掲げて応援する人もいます。

こういう光景を見るとやはり古田選手はヤクルトファンだけでなく
プロ野球ファン全体に愛されてたんだなと、つくづく思います。

(ちなみに、この試合の模様は今ならまだTBSのHPの動画配信、
ハマスタWAVEで見ることが出来ます。見たい方はお早めに!)

試合は9回裏に入り、
吉村ショートゴロで1死。
ここで古田選手とともにヤクルト黄金期を支えた
高津投手登場!


この時は、これが高津選手の最後のヤクルトユニフォーム姿になるとは思いませんでした。
それなので戦力外通告のニュースを聞いたときには驚きました。
新天地での活躍、期待しています。


小池のタイムリーで1点を加えるも西崎が3ゴロで倒れ、
ついにゲームセット。3−4で敗戦。
前日に到達した勝率5割もこの日の敗戦により、
再び5割を下回る結果に。
あ〜ぁ・・・・・。
ということで、この試合の満足度は3つ星です。
勝ってれば古田選手も見れたし、5つ星だったんですけどね(笑)。


試合終了後、大矢監督より古田監督へ花束の贈呈が。

本当に長い間お疲れ様でした。
またユニフォーム姿(出来れば古田JAPANとして)が見れるのを楽しみにしてます!






思えば、佐々木大魔神の引退試合では逆の立場でしたね。
あれから2年、最後の試合がハマスタだったのも何かの縁だったのでしょうかねぇ。


今回の観戦記はベイスターズが脇役でした・・・(笑)。







































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