阪神タイガースは今期の残りを桜井と共に進むべき
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stiger
2009年08月26日 22:10 visibility71
8/22の対広島戦。1点が取れない苦しい状況で、阪神タイガース・桜井広大が値千金の同点ソロホームランを放った。今期、桜井は対左投手専属スタメンとも言える起用をされていた。
彼は右投手に対する打率が低い。
現在はブラゼルがスタメン出場出来ない事情から、右左関係な くライトのポジションについているが、今まで苦手な右投手の時にスタメン起用されない事もあり打席数は多くない。しかし多くないなりに、ここまで8本の ホームランを放っている。四球もよく選んでいるため、打率は2割7分台だが出塁率は約3割6分と健闘しており、得点圏打率も3割を越えている(データは 8/23現在)。対左にはそれなりの成績が残せる事を証明しつつある。残る課題は対右だ(それと守備)。ならば、例えブラゼルがスタメン復帰したとして も、相手投手の右左関係なく桜井を起用し、それを克服する機会を与えてはどうだろう。
昨日の同点ホームランは広島カープの大竹からだった。大竹は右投手。まぐれか進歩かわからないが、とりあえず結果が出た。タイガースにはまだCS出 場の可能性が残されているが、残りの試合を全部勝ちたいくらいの劣勢に立たされている。驚異の追い上げでCS出場を果たせたとしても、それは「新たな戦力 と共に」でなければならない。なぜなら今期タイガースは、金本、矢野、下柳、今岡、赤星を脅かし、後を継ぐような新戦力が育っていない、育ちきっていない という深刻な課題に直面したからだ。大和、筒井、能見だけでは足りない。
心中すべきは新井とだけではない。置かれているチーム事情からすれば、世代交代の先陣を切るべき桜井とも心中すべきだ。森野もおかわり君も、村田も内川も、みんな誰だって2軍打ち名人や1.5軍で終わってしまう可能性をはらんでいたものだ。
阪神タイガースブログ「タイガース・ウォッチ」より転載
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