CLグループステージ第4節 vミラン

  • hiro
    2009年11月04日 23:27 visibility40

上り調子のミランとアウェイで対決。負けると1位通過が怪しくなってくる。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、アルベロア
MF:ラス、シャビ・アロンソ;カカ、マルセロ
FW:ベンゼマ、イグアイン

74分:イグアイン→ラウール、82分:ベンゼマ→ファン・ニステルローイ

ヘタフェ戦と同じメンバーを起用。アルベロアが左サイドバックに。

■ミランの先発メンバー
GK:ジダ
DF:オッド、ネスタ、チアゴ・シウバ、ザンブロッタ
MF:アンブロジーニ、ピルロ、セードルフ
FW:パト、ボッリエッロ、ロナウジーニョ

79分:ボッリエッロ→インザーギ

3トップ。復調気味のロナウジーニョには、3節同様セルヒオ・ラモスがマッチアップする。

■撃って終わること、メリハリ
表記上は右サイドのカカが中央や左に入ってプレーするのはいつものこと。
今朝の試合ではこれに加えてマルセロも自由にポジションを替えていた。ロナウドの時は互いにポジションを替えながら崩していく場面が良く見られたのだが、特にサイド専門のマルセロやドレンテでこういう形を使うのはちょっと意外だった。
自由なプレーでこそ真価を発揮するマルセロはサイドに縛られず顔を出して、わりと良いプレーをしていたと思う。

前半のマドリーはシュートを意識していた。
遠目でもシュートを放ってみようという感じで、どんどんゴール目がけて蹴っていく。前半だけで15,6本のシュートがあったが、崩しきらずに放ったものがほとんど。
ただこういう意識は大事で、後で書くように、ボールをもらっては止め、もらっては止め、というリズムで攻めがちなマドリーにメリハリをつけるという効果はあった。

29分、カカが放ったミドルをジダがはじいたところにベンゼマが詰めて先制。シュートへの意識が得点につながって言うことなし。

この後、34分にペペのハンドがあってPK。ロナウジーニョがきっちり決めて同点。

1−1ながら、良い展開。サイドを中心にアタッキングサードにはかなり侵入できている。ベンゼマもイグアインもサイドに流れがちで、中央でどっかりいてくれる選手がいればクロスを入れてみても良いのだけれど、ちょっと中の枚数が足りないのは気になる。

■守備は○、右サイドでの数的不利はミランの作戦勝ち
マドリーの4バックは、試合を通じて高い集中力を保っていた。
アルベロアが入った左サイドは、これまでとは見違えるようで、しっかりと対応できていた。パトとやりやった結果イエローはもらったが、駆け引きをしつつ相手を抑える術をアルベロアは持っている。
マルセロとドレンテに1/3でも習得してもらいたいものだ。

ラスはいつも通りのラスだったし、シャビ・アロンソも良いポジション取りで守備をできていたので、中央もわりと心配なし。

後半になって突かれたのはマドリーの右サイド。
カカがポジションを離れているため、セルヒオ・ラモス1人になる右サイドだが、前半はマドリーが攻めていたため、あまり目立たなかった。ロナウジーニョが右サイドにいる限り、どこまでもついていくセルヒオ・ラモスのマークも功を奏していた。
後半になって、ここにザンブロッタが加わるようになると状況が一変。1対2では厳しく、ラスが引っ張られることに。2対2になるとセードルフが入ってきて2対3、というように、慢性的に数的不利の状態になってしまった。

ザンブロッタが攻撃に積極的になって、マドリーの右サイドが危うくなってくると、マドリーの攻撃回数が減ってきてしまった。
そして最初に書いたボールが止まりがちな攻めの弊害。
ポゼッションでの崩しを目指してはいるが、それとチンタラ攻めることは違う。今のマドリーはリズムが悪く、アクセントがない。前半はミドルシュートがそのアクセントになっていたし、カウンターがアクセントになる試合もあるのだが、そういうものを出せないと、いつまでたっても同じリズム、ダラダラと回す感じになってしまう。

後半、攻めてくるミランに対しマドリーがきっちりブロックを作れていたのは良かった(中途半端にやるのが一番悪い。守る時に守れるのは重要)が、その後カウンターに移行できず、のろのろとしか攻められないか、単なるクリアになってしまっているのを改善するのが次の段階だろう。

同点の試合をどう扱うか、というのは難しいところで、ペジェグリーニは試合を動かさない、リスクを冒さない選択をしたように思う。
ラウールとファン・ニステルローイの交代時間は遅かったし、点を取るならマルセロかカカのところにファン・デル・ファールトという手も打てたはず。
それをしなかったのは、同点もやむなしという判断からだと思う。
さらに言うと、ペジェグリーニが守備を不安視しているからこそ、こういう判断になる。ちょっとしたアレンジで得点する可能性より、失点の危険性が高まることを恐れていることが、今朝のイマイチな交代策に表れているように感じる。
(是が非でも得点しなければならない、勝たなければならない試合では変わってくる話だが)

ミランも、後半になって良くなった攻撃をいじることはせず。サイドでボールを持てるため、中央で一発が期待できるインザーギを入れて、彼に期待するものの、今朝のマドリーはそこまでやらせなかった。

というわけで1−1で試合終了。
勝ち点1ずつを分け合って、ミラン1位、マドリー2位は変わらず。

■混戦模様
前半の流れのうちにリードを奪えていれば違った結果になっていたかもしれない。先制した後がもったいなかった。
前半の良さを考えると・・・という感想は、監督だけでなく皆が感じていることだろう。

マルセイユがチューリッヒを下したため、混戦模様のグループになってきた。グループステージから負けられない試合が続く。

さて、週末はビセンテ・カルデロンでマドリーダービー。
この試合にロナウドが復帰できるか。

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