
スポーツ報知より-橋本のセカンド挑戦について-
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リリー・カサブランカ
2012年01月23日 19:09 visibility268
本日のスポーツ報知によると、橋本がセカンド挑戦だという
外野手から内野手へのコンバート。そもそも、その成功例がどれほどあるのだろうか。
まず思い出すのはやはり高田繁。レフトからサードだった。もう例外中の例外と言っていい。
あと巨人なら亀井。しかし、亀井は大学の途中まで主にショートを守っていた。
それから由伸。内野コンバートとは言え、これはファーストだ。ファーストは高校時代に守ったことがあるポジションでもある。
やはり二遊間はかなり専門的な動きを要求されるポジションで、(ほぼ)外野手一筋でやってきた選手のコンバートは無理があるのではないか。
確かに、今の巨人で最もポジション獲得が容易なのはセカンドだろう。だからと言って、超一流外野手の資質を有する橋本をそこにコンバートする意味があるのか。何より、素人をコンバートしてこなければならないほど、セカンドは手薄なのか。
俊足の左打者。チームには必ずいて欲しい存在ではあるが、だからと言ってそんな選手ばかりでも困る。
昨シーズン、セカンドのレギュラーを奪ってみせた藤村が、まさに同系統の選手であったことは橋本のアンラッキーだったかもしれない。
春季キャンプのメンバーが発表された。一軍の外野手のメンバーに鈴木尚と松本がいた。橋本はインタビューで、肩なら松本よりも自分のほうが上と豪語していたではないか。また、鈴木尚も超一流の代走ではあるが、これまた打撃と肩には疑問符がつく。まずはそこに挑まねばならないのではないか。
橋本は春季キャンプ、二軍スタートだ。橋本はセカンドの守備練習に勤しむのであろうか。
私としては、打撃と盗塁技術を磨いて、鈴木尚や松本を凌駕する存在になってほしいと思う。それだけの資質が橋本にあるのではないか。逆にそれが出来ないのなら、プロとして生きていくことも困難なのではないか。そんなことも考えるのである。
- 事務局に通報しました。
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