
契約金騒動に思うこと
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リリー・カサブランカ
2012年03月18日 14:47 visibility74
契約金騒動で巨人が揺れている。・・・とは言っても、実際はそれほど揺れていない。細かいことをいちいち書くつもりはないが、他球団の反応や朝日新聞以外のマスコミの対応を見れば、今回の出来事が朝日新聞の勇み足であることは容易に推測できる。
私は巨人ファンの身であるから、読売新聞を購読している。記事を見る限り、名言はしていないものの、読売新聞は清武氏からの情報リークを示唆しているように読める。
私は、巨人という球団における「清武改革」を評価している。
しかし、例の「清武騒動」以来、清武氏自身の評価はガタ落ちである。
企業内クーデターあるいは権力者の追い落とし、ということは、おおっぴらに言えないものの、いろんな会社においてある。
では、そこでクーデターを起こす人間のやるべきことは何なのか。最も大事なのは、勝てる環境(根回し)を作ることのはず。
しかし彼は、球団内部に誰一人として味方を作らず、そのために勝つための論理構築を怠り、結果的に自爆テロを起こしただけであった。
「巨人という球団を愛している」という割に、やったことは球団の名誉を傷つけ、ファンを困惑させただけである。
今回の契約金騒動も、似ているものを感じる。
今、これを明らかにするところで、ナベツネ氏を追い落とせるわけもなく(そのような事実でも無く)、またもや球団の名誉を傷つけ、ファンを困惑させ、一部のアンチ巨人が感情的な巨人叩きを行うだけである。
今回のリークが、清武氏のやったことかどうかはわからない。
しかし、これが内部からのリークであれば、行動原理が極めて「清武的」であることは確かだと思う。
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