野球の神様に見放された男

こんばんわ。今日は、出勤時と帰宅時に雨に見舞われました。
バイク通勤なので、カッパを着て、雨に打たれながら、会社と自宅にたどり着きました。
タイトルの事は今日の雨ではなく、我チームの２４番の話です。
彼は、僕と年も同じくらいで、子供の年も、よく似ています。
以前、チームを２０年続けていると言いましたが、僕は、結成時のメンバーではありません。
２４番の彼は、ほぼ結成時から在籍し、数少ない、僕のチームにおける先輩です。
仕事が、電車の車掌ということもあり、日曜日の我チームの試合に参加できない年もあります。
（土、日、が休みの年もあるので）
会社のチームにも所属しているので、多い時は、かなりの試合数です。
助っ人を頼まれれば、喜んで行くし、若いころは、日曜日が休みの会社に転職も考えたことがある、正真正銘の野球バカです。
そんな彼の最近の呼び名が、タイトルの野球の神様に見放された男です。
まずは、先ほども書きましたが、仕事柄、これる日が限られているにもかかわらず、雨で中止になってしまうことです。（これは、彼だけのせいではないのですが・・・）
試合になると、チャンスによく回ってきます。しかし、タイムリーがでない。（これは、運ではなく、実力か？）
少し前の試合でも、３打席とも、チャンスで回ってきた。
１打席目が、「レフトオーバーや」と思った瞬間、信じられないぐらい、レフトが深い守備で、なんなくアウト。
２打席目は、２アウトながら、１，３塁。初球打ちで、投手の横を抜けて、センター前と思いきや、ショートが、盗塁を予想してベースに入っていたため、これもなんなくアウト。
３打席目、彼の前の３人が連続四球で、満塁。ストライクがほとんどなく、「押し出しやな」と思っていたら、三球三振。どれも、手の出ない、素晴らしいコースとスピードボール。
「さっきまでの、ピッチングはなんやってん」と呟く彼に、
「あんたには、野球の神様はついてへんわ」とチーム一同の声でした。